アパートの空の入り口

片付けのプロが解説!「玄関」をきれいにするために意識したい3ステップ

2021/12/02

家の顔とも言える玄関は、できればいつもきれいにしておきたいところ。そこで今回は、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」の山口奈穗子さんに、玄関をきれいにするために知っておきたい順序を解説してもらいました。

きれいな玄関は「片付け」→「掃除」→「インテリア」の3ステップでつくる!

家の中をきれいに整えていくときに、片付けと掃除の順番があいまいになることがあるかもしれません。今回は、家の顔である玄関をきれいにするステップをお伝えしたいと思います。

大きな流れとしては、

「片付け」→「掃除」→「インテリア」(なくてもOK)

という順番で進めるのが正解。また作業量の比率としては、圧倒的に「片付け」の割合が大きく、「片付け」のでき具合が玄関のきれいさを左右すると言っても過言ではありません。

また、もっとも重要な「片付け」の作業行程はさらに「仕分け」と「収納」に分かれます。それを踏まえて玄関の片付け・掃除は、以下の手順で進めるのがおすすめです。

1.片付け(仕分け)

靴棚にあるものを出して、「これから使うもの」と「不要になったもの」を仕分けます。できればすべての靴が完全に収納できる、という量まで減らしましょう。不要になった靴や傘などは、お礼を言って手放します。

2.片付け(収納)

これから活躍してもらう靴を収納していきますが、その前に靴棚の中だけ先に掃除をしておきましょう。靴棚の一段一段を、掃除用ウェットシート(または湿らせた雑巾)で拭いてから、掃除用ドライシート(または乾いた雑巾)で乾拭きし水分が残らないようにします。

靴棚の中の掃除が終わったら、靴を人別・用途別など、段ごとにテーマを決めて収納していきます。冠婚葬祭用など滅多に履かない靴は、別途クローゼットに移動させるというのも一案です。

3.掃除

玄関掃除は、ふだんは三和土(たたき)の掃除を主として、掃き掃除・掃除機がけを行います。三和土(たたき)は一段低くなっているため、外からの砂埃以外にも、家の中からのホコリや髪の毛もたまりやすい場所となっています。

大掃除で拭き掃除を行う場合は、「高いところから低いところへ」「手でさわるところから足元へ」の順で行います。具体的にはインターホンやドアノブから拭き始めて、棚上や扉へ移り、最後に三和土(たたき)を拭き上げます。

4.インテリア

「片付け」と「掃除」が終わったら、いよいよ素敵な「インテリア」を飾るタイミング。玄関のインテリアのポイントは、あまり盛りすぎないこと。少し控えめくらいの方が、清潔に感じられます。スッキリしたインテリアにすることで、掃除の手間も減らすことができますよ。


以上のように「片付け」と「掃除」と「インテリア」を分けて、負担のないように進めてみてくださいね。



■教えてくれたのは・・・山口奈穗子さん
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」。定期家事代行、整理収納サービスの経験を活かし現在は新人スタッフの教育を行うトレーナーも担当。整理収納アドバイザー1級ほか、整理収納の資格を多数保有している。

協力・・・

カジタク

家事の宅配「カジタク」。安心のイオングループとして、家事代行以外にも、プロの整理収納プラン「片付け名人」や、日頃お掃除できないところをプロにお任せする「ハウスクリーニング」など、これまで約70万件の家事サービスを提供。「カジタク」はアクティア株式会社が提供する家事代行サービスのブランドです。

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