家が汚くてやりたいことができなかったり、自分ばかりが家事をしていたり、おうちで過ごす時間が長くなると、イライラすることも増えませんか?そこで、多くのおうちを見てきた大人気の家政婦seaさんに、解決法を伺いました。

<教えてくれた人>
家族の片づけコンサルタント タスカジ seaさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」で予約の取れない家政婦として活躍中。著書に『タスカジseaさんの「リセット5分」の収納術』(主婦と生活社)。
1 3食作るのしんど~い!
【1食は家族に作ってもらおう】
ホットプレート、グリル鍋など、便利な調理家電は、しまい込まずにすぐ出せる所に置くと、家族を料理に巻き込みやすくなります。また、レトルトカレー、カップ麺など「勝手にどうぞ食材」をストックして、"家族に自分でやってもらう"環境とルールを整えるのもひとつ。
ホットプレートを食卓のすぐ横に収納する
学校が休みの日は、ホットプレートに頼り切り。オープン収納なら、すぐ取り出せて、片づけも簡単です。焼きそば、もんじゃ焼き、たこ焼きなど、子どもが好きなメニューをローテ!
インスタグラマー minapon1018さん
土日のランチは「各自で用意する」ルールを採用!
最初は、子どもや夫がキッチンを汚しても文句を言わずに任せることが大切。ご飯だけは炊いておく、常備菜は透明容器に入れて自分で選ぶシステムにするなどの工夫で、今では土日の3食、私はノータッチ!
ライフオーガナイザー 宇高有香さん
ほったらかし調理家電をキッチンに常設した!
「クックフォーミー」という調理家電を愛用。材料を入れてスイッチオンするだけ、深型なので汚れも飛び散らず、夫も使いやすいと絶賛!在宅勤務の日は夫が料理するようになりました。
家事研究家・ミニマライフ 香村薫さん
2 運動するスペースがない!
【思い切って大物を手放してみる!】
子どものおもちゃがのせっ放しで役割を果たしていないローテーブルなど、「なくても大丈夫な家具」を思い切って手放しては?それがむずかしければ、ソファやダイニングテーブルなど大型家具の配置を変えてみるのも手!
ローテーブルをなくしたら運動も余裕!
夫がトレーニンググッズを購入し、リビングがジム化。テーブルがないおかげで、それでもスペースに余裕あり!コロナ自粛中の5キロ増を解消すべく、私も運動に励みます。
インスタグラマー suzu_homeさん
ソファを手放したら掃除もラク!
洗濯物置き場と化していたソファ。思い切って手放したら、子どもがのびのび走り回れる、広々したリビングに!自由に動き回れて掃除もラクなので、私のストレスも減りました。
インスタグラマー nicoさん
3 一日中リビングが散らかってるっ!
【片づけるタイミングを決めよう】
家族がリビングで何をしたいのか、聞いてみましょう。したいことに必要な物は残し、置いてあるだけで今は使ってない物を追い出せば、片づけがラクに。あとは、使った物を戻すタイミングを話し合って決めれば完璧!
鑑識セットを登場させると叱るより効果的!
黒の厚紙で作った鑑識標識板を散らかってる部屋に置くと……「うわー、事件現場だ!」と子どもたちが笑いながら片づけてくれます。頻繁に使うと効果が薄れるのが玉にきず(笑)。
インスタグラマー yomegさん
リセットは「寝る直前の5分」と決めたらラクだった!
平日は仕事もあってクタクタ。片づけに割く時間は「寝る前の5分だけ」と決め、物をあるべき場所に戻し、家族が持ち込んだゲームなどの私物は部屋に持ち帰ってもらうルールに。
ライフオーガナイザー saoriさん
参照:『サンキュ!』2020年11月号「STAY HOMEでもイライラしない家」より。掲載している情報は2020年9月現在のものです。撮影/林ひろし(saoriさん)、ほか本人 構成・文/kitsune 編集/サンキュ!編集部
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