築56年いろいろ丸見えの家なのにおしゃれで散らからない理由

2021/01/30

キッチン、リビング、子ども部屋まで全部丸見え!少なく見えても物は多い、なのに散らからないコツがあるんです。ヒントは扉をはずし、死角を利用した収納!リビングで放置されがちな家族の私物の解決策も必見です。

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<教えてくれた人>
君島佳代子さん(北海道 45歳)
盆栽教室講師の夫(46歳)と中3の長男、3歳になる元・野良犬のポロトと暮らす。週4日のパート勤務。インスタアカウントはkayokokk

◎HOUSE DATA◎
築56年/持ち家一戸建て/66平米(1階のみ)

扉ははずし、見せたくない物は死角にしまうようにしたら、散らからなくなりました!

祖母から受け継いだ一戸建てに結婚当初から暮らす君島さん。2階は夫の仕事場のため、居住スペースは1階のみ。入るとキッチン、リビング、息子の部屋まで全部見渡せる間取りになっています。「元々服も雑誌も大好きで、たくさん持っていたいタイプ。でも古い家なので、しまい込んでいたらカビてしまって。泣く泣く量を減らし、風通しをよくするため、詰め込まない・扉がない今の収納に落ち着きました」。 
丸見えにすると、何がどこにあるかすぐわかり、出し戻しがラク。扉が付いているときよりむしろスッキリ片づくようになりました。

Q キッチンに物が少ないのはなぜ?

A 死角だから見えないだけで、物は多いです。

リビングからキッチンが丸見えの君島家。シンクの上だけはスッキリしているけれど、実は絶妙に使いやすい位置に物が置かれています。

大事なプリントは冷蔵庫の死角に貼る

学校のプリントなど、よく見る紙類は冷蔵庫の側面に。「いちいち出したりしまったりは面倒なので、リビングからは見えない位置に貼っています」。

シンク下はカーテンでスッキリ

コンロ下の収納は観音開きのドアをはずし、突っ張り棒でカーテンに。「ここもカビ対策でしたが、見た目もスッキリして出し入れもラクになりました」。

1段目

おたまや菜箸、味見用小皿。

2段目

毎日使う食器とカトラリー。

3段目

調味料とレシピの切り抜き。

食器棚は扉をはずし丸見えに

食器棚は扉をはずしてお茶セットやふきんを入れています。シンクから振り向けばすぐに取り出せて便利だし、ダイニングからは中も見えないので◎。

Q でも、いちいちしまっちゃうと使いづらくない?

A 使う物をセットでしまえば作業がラク。

以前はあれこれ出しっ放しだったこともありますが、掃除が手間でやめ、今はすべて引き出しにIN。「例えばお玉は味見用の小皿と一緒に入れておけば出し入れもラクです」。

Q リビングに家族が私物を放置しませんか?

A もちろん放置しますよ~。なので使う場所になら"放置してOK"に。

最初に"ここなら放置OK"の場所を決めたという逆転の発想。夫も「置き場が決まっているからそこ以外に置く気にならない」と証言。

読みかけの息子の漫画は本棚ならちょい置きOK

息子がリビングのソファで読んだ漫画。「その辺に適当に置かれるくらいなら、一時置き場を決めてしまおうと、ソファのすぐ横の本棚には放置していいルールにしました」。

充電ステーション兼夫の私物置き場

プリンターとノートパソコンをのせたスツールが充電ステーション。スマホだけでなく、夫の手帳やペンケースもここが置き場。テーブルでパソコンを使ったあと、まとめてすぐ戻せる場所なのがポイント。

Q でも、はさみとか出しっ放しにされません?

A 使って即しまえる場所だと忘れずにしまいます。

文房具の入った引き出しも、テーブルのすぐそばにあります。はさみが2丁入っていたり、中は意外とゴチャッとしていますが「見える場所ではないので、取り出しやすければOKです」。

参照:『サンキュ!』2021年2月号「どうしたら1年中散らかならない家になれますか?」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/天野良子(TRON) 構成・文/shuzo 編集/サンキュ!編集部

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