買い物しないで料理をしただけで手取り年収300万円台でも年100万円貯められた!
2021/04/29
冷蔵庫にある物だけで料理をする!夫の退職や住宅購入などのピンチを乗り越え、小さな習慣を変えただけでなんと年約100万円貯まる家計に。今ある物を大切にし、自然とムダ買いが減った秘訣を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Pさん(大阪府 35歳)
夫(39歳)、長女(8歳)、二女(4歳)の4人家族。住まいは築15年の一戸建て。週5日パート勤務。「家を買う前は住居費は今より1.5倍高く、スマホ代などにも無頓着でした」。
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 30万~33万円
夫ボーナス(年間・手取り) 12万円
世帯年収(手取り) 約388万円
年貯蓄額 約100万円
総貯蓄額 ヒミツ
「今ある物」を大事にする習慣をマネしたら、お金づかいが変わりました
「そんなにぜいたくしていないのに、なぜか貯まらない」と思っていたポプラさん。そんなとき、『サンキュ!』の年収300万円台の人の幸せリッチの記事(18年11月号)を読んで、衝撃を受けたそう。「『年収が低いから』とあきらめちゃいけない!と思い、"当たり前"と思っていたお金づかいを見直し始めました」。手始めにマネしたのが、冷蔵庫の残り物がなくなるまで買い物に行かないこと。在庫だけでも充分な献立ができ、使い切った気持ちよさを実感。「それ以来、『今ある物』を大切にする習慣を心がけたら、自然とムダ買いが減って、年100万円貯蓄できるようになりました!」。
Pさんの1カ月の家計表
夫月収(手取り) 23万円
妻月収(手取り) 7万~10万円
先取り貯蓄 7万円
貯蓄型保険料 1万3000円
住居費 4万5000円
水道・光熱費 1万5000円
通信費 1万円
車関連費 1万9000円
子ども費 2万円
保険料 1万円
食費 5万円
日用品費 5000円
レジャー費 1万円
医療費 3000円
夫小遣い 2万円
妻小遣い 1万円
残し貯め 0~3万円
「手をつけない貯蓄」と「使ってもいい貯蓄」で通帳を分けて積み立て。特別出費があるときは、「使ってもいい貯蓄」から出しています。
月8万3000円×12カ月+残し貯めで年約100万円貯まる!
冷蔵庫の残り物から家計革命が始まった!
以前は週何回も買い物に行っていましたが、在庫使い切りを習慣にしたら、週1回だけに。「何でも買って手に入れるより、工夫する楽しさを知ったことで、家計がだんだん変わってきました」。
【2012年】夫が退職!一時収入ゼロに!
長女が7カ月のとき、夫が退職。妻も無職だったので、再就職するまで貯蓄を切りくずす日々。その後、妻も働き始めたものの、住居費や保育料の負担などで、貯蓄はほぼ増えず……。
【2017年】頭金200万円で中古住宅購入
再び貯蓄が激減!
2017年2月に二女が誕生し、8月に妻が退職。さらに、12月に中古住宅を購入し、住宅ローンの頭金や引っ越し費用などで貯蓄が激減。家計見直しを考え始める。
【2018年】『サンキュ!』を読んで衝撃を受ける
覚醒!周囲をうらやむより、物・家族を大切にしよう!
ターニングポイント(1)
買い物せずに、「ある物」だけで作ってみた!
ターニングポイント(2)
家計を整えるには、健康が大事と気づいた!
ムリせず、年約100万円貯まるように!
※一部、Pさん宅を再現して撮影しています。
参照:『サンキュ!』2021年5月号「小さな習慣で大きく貯まる」より。掲載している情報は2021年3月現在のものです。撮影/林ひろし(イメージ)、Pさん 取材・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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