子ども3人でも教育費の不安は無し!家計見直しで年200万円貯める「年間計画」のやりかた

2023/01/20

年1回だけ家計を振り返る!年間計画を立てればストレスなく貯めることができます。小中高の子ども3人でも年間計画のおかげで年200万円貯めて教育費の不安は無し!気になる1カ月の家計表を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Tさん(広島県 40歳)
夫(46歳)、長女(16歳)、二女(14歳)、三女(8歳)の5人家族+猫2匹。住まいは3LDKの持ち家一戸建て。夜勤もこなす、正社員の看護師

◎TOTAL MONEY DATA◎
夫月収(手取り) 23万5000円
妻月収(手取り) 23万円
夫ボーナス(年間・手取り) 70万円
妻ボーナス(年間・手取り) 50万円
夫年収(手取り) 352万円
妻年収(手取り) 326万円
月貯蓄額 17万500円
年貯蓄額 約200万円
総貯蓄額 約850万円

教育費は思いどおりにいかないけど、年間で見通していれば、家計はすぐ立て直せます!

高校生を筆頭に3人の子をもち、教育費の負担が年々アップしているというTさん。「三女出産後から支出が激増したため、進学用積み立てだけは死守しないと!と年間計画を立てることに。月々の予算でまかなえないものはすべて特別出費に組み込み、毎月&ボーナスで積み立てたら、出費を先読みして備える習慣がつきました」。年間で見通していたおかげで、物価上昇や長女の高校進学で家計がピンチだった22年もすぐに立て直すことができ、年200万円貯蓄をキープ。「今後、教育費のピークが続いても、安心してやりくりできます!」。

Tさんの1カ月の家計表

<年収>
世帯月収(手取り) 46万5000円

<貯蓄>
先取り貯蓄14万9000円
 子ども進学用積み立て 4万円(3人分の学資保険料、二女高校進学用) 
 老後用積み立て 1万4000円
 住宅ローン返済用積み立て 1万円
 貯蓄型生命保険料 4万7000円
 年払い用積み立て 3万8000円(車・家の保険料、仕事関連費、通信教育費、特別出費用)

<支出>
住居費 8万3000円(引き落とし額は8万2147円、少しずつ残し貯め)
水道・光熱費 1万5000円
通信費 2万4000円(4人分のスマホ代、家のプロバイダー料金)
車関連費 1万円
子ども関連費 4万6000円(3人分の学校関連費、3人分の習い事)
新聞代 3500円
食費 7万円+クレカのポイント(外食費2万円、宅配キット代2万4000円含む)
日用品費 4000円
レジャー・交際費 5000円
医療費 3000円
夫小遣い 2万円  
妻小遣い 5000円 
※長女小遣い(交通費含む) 5000円
※二女小遣い 1000円

残し貯め2万1500円

※使い過ぎを防ぐために、親子で話し合って、小遣いは封筒で管理!

家計簿に小遣い封筒を挟み、各自が使う分だけ取り出します。母の家計管理を身近に感じながら、子どもたちも自然とやりくり上手に。

小遣い封筒管理のやり方

(1)毎月、母が封筒に小遣いを入れる(三女はお年玉から)
(2)小遣いを使うときは、自分で封筒に「日付、使う金額」を書く
(3)封筒からお金を出す

封筒に残った分は貯めておいていつか大物に使います!
by長女

二女の教育費を貯めきったら、iDeCoで老後の備えを強化する予定です

まずは上2人の大学資金を貯めるのが最優先。「その後、あと5年残っている住宅ローンを完済したら、浮いた分で三女の教育費と、さらにiDeCoを始めて老後資金を増やします」。

夫婦2人になったら猫のために家をリフォームするのが夢。

はる(推定1歳半 オス)

保護猫。今や家族と仲良し。ミックス(雑種)。スリムな見た目に反して食いしん坊。

すえ(2歳半 オス)

夫の希望で初めてお迎えした先住猫。アメリカンショートヘア。3姉妹の弟的存在。

参照:『サンキュ!』2023年2月号「年100万円貯めてる人の『年間計画』ぜ~んぶ見せます!」より。掲載している情報は2022年12月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部

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