実際のところ一般的な4人家族はどれくらいお金を使っているの?生活費を抑える秘訣3選
2024/06/28
「家族4人で月食費3万円」、「月収20万円で1,000万円貯めた」などさまざまな節約ノウハウが日々、ネットなどで紹介されています。サンキュ!にも、そういった事例が数多く掲載されています。
しかし、そういった事例の中には節約の達人だからこそできる……というものもあります。そこで、今回は一般的な「4人家族の生活費の内訳」の実態に迫ったうえで、生活費を抑える秘訣をご紹介します。
教えてくれたのは、株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」編集部です。
4人家族の生活費の一般的な内訳は?
総務省統計局が実施している全国の約9,000世帯を調査した「家計調査」によれば、4人家族(共働き×子供2人)の生活費の内訳は下記のとおりです。
【4人家族(共働き×子供2人)の生活費】
・消費支出合計:341,546円
・食費:87,442円
・光熱費:24,417円
・被服や履物:14,342円
・通信費:14,791円
・教育関係費用:81,829円(項目:教育+教育娯楽)
・交際費:11,329円 など
※参照:家計調査 2022年度 /家計収支編 二人以上の世帯/表3-11
雑誌やネット記事で見かける、節約達人たちの生活ぶりに比べると、だいぶ現実的な金額になっているのではないでしょうか。
4人家族の生活費負担を減らすには、なにを減らすべき?
とは言え、この値上げ時代、節約できるところは積極的に節約していきたいところ。先に紹介した内訳の中から、なるべく負担なく生活費を減らす対策案は下記の3点です。
・ネット回線や携帯料金を見直す
・光熱費を見直す
・献立を決めて食費を削減
それぞれ詳しく紹介します。
ネット回線や携帯料金を見直す
まず、最初に節約したい項目は「通信費」です。契約内容にもよりますが、携帯会社を「格安SIM」に変更するだけで、毎月3,000円~4,000円程度、通信費を節約できます。
格安SIMによっては家族割もあるので、家族で使えば月額料金がよりお得になるプランもあります。
現在、利用している携帯会社やネット会社の契約プランや内容を見直してみましょう。
光熱費を見直す
次に光熱費の節約です。家庭にある家電が古い場合、思いきって省エネ仕様のものに買い替えてしまいましょう。特に消費電力量が多い冷蔵庫やエアコンなどには、製品によっては年間で3,000円~5,000円程電気代が安くなるケースもあります。
照明を白熱電球からLED電球にする、入浴時間を短くするなどの工夫も光熱費の削減につながります。
また、契約している電力会社を見直し、安い会社やプランに変更することも検討してみましょう。
献立を決めて食費を削減
買い物はなるべく減らし、ちょこちょこ買いを防ぎましょう。週ごとにおおまかな献立を決めておくと、買いすぎや食品ロスを減らせます。
まとめて買い物をすることで、自分がどれぐらいお金を使っているのかどうかも、把握しやすいです。
まとめ
最近の値上げラッシュで「これ以上どこを節約すれば良いの?」とついつい気持ちが暗くなってしまいますよね。家庭でできる対策や節約を試してみて、将来への不安を少しでも解消していきましょう。
■執筆・・・「ナビナビ保険」編集部
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