年収500万～600万円台の貯めテク！冷蔵庫の写真を撮る、クレジットカードの枚数を減らす

年収500万～600万円台の貯蓄のお悩みにやりくり達人がお答えします！貯められないのには理由があった！シンプルなやりくりでお金の流れをクリアに。気軽に試せる貯めテクでムダづかいをカットしちゃいましょう。

＜年収500万～600万円台のやりくり達人FILE＞
・大井英子さん〈仮名〉（東京都　32歳）
夫（32歳）、長女（1歳）の3人家族
【世帯年収】500万円【年貯蓄額】100万円

・Kさん（大阪府　42歳）
夫（44歳）、長女（18歳）、長男（16歳）の4人家族
【世帯年収】554万円【年貯蓄額】120万円

・Oさん（富山県　38歳）
夫（38歳）、長女（4歳）、長男（3歳）の4人家族
【世帯年収】550万円【年貯蓄額】約200万円

・Iさん（福岡県　38歳）
夫（38歳）、長女（13歳）、二女（11歳）、三女（8歳）の5人家族
【世帯年収】540万円【年貯蓄額】約100万円

・Mさん（静岡県　33歳）
夫（51歳）、長男（12歳）、二男（7歳）の4人家族
【世帯年収】530万円【年貯蓄額】約130万円

ライフプランは毎年見直すことで、ムダなく貯蓄プランが立てられる（Kさん）

【ライフプラン】
年1回、ライフプランシートに進学や車検の予定などを記入。「毎年状況が変わるので、それに合わせて見直しを。費用も予測して書いておけば、貯蓄プランが立てやすくなります」。

7枚あったクレジットカードを2枚に絞り、お金の流れをシンプルに（大井英子さん）

【家計管理】
以前はクレジットカードが7枚もあり、管理しきれない状況に。「食品・日用品はイオン、その他は楽天と目的を分けて2枚に絞ったら、支出内容がわかりやすくなり、使い過ぎもセーブできました」。

貯める目標をはっきりさせたら、夫と家計の話がしやすくなった（大井英子さん）

【家計管理】
夫婦の趣味が旅行。「モルディブとディズニーワールドに行くために貯めるという目標ができたので、夫と毎晩YouTubeでお金の勉強をするのが習慣に」。

年末に特別出費予定を振り返り、予算を立て直し（Kさん）

【家計管理】
「貯蓄目標を崩さないために、毎年、特別出費を予測して書き出しています」。年末には実際にかかった金額を赤字で記入し、予算とズレがあったところは、翌年の予算変更を。

スマホ決済をしたら、即家計簿に記入。使途不明金ゼロに（Oさん）

【家計管理】
スマホ決済を使うのはPayPayのみに。「PayPayカードであと払いする設定ですが、PayPayを使ったらすぐ家計簿（出金帳）に記入し、現金払いと同じように予算分けしています」。

SNSをちょこちょこ見るのをやめたら、"釣られ買い"がなくなった（Iさん）

【ムダ買い予防】
つねにSNSをチェックしていたときは、情報に釣られてムダ買いすることも。「スマホを見ない時間を増やし、SNSの情報を遮断したら、支出が抑えられました」。

買い物前に冷蔵庫内の写真を撮るだけでダブり買いが激減！（Oさん）

【ムダ買い予防】
冷蔵室、冷凍室の中をスマホで撮ってから買い物へ。「在庫が一目で確認でき、ダブり買いがなくなりました。買う物も、使い回ししやすい定番食材をリピ買いするだけ」。

"映える暮らし"より、結局、実用重視の物が使える（Mさん）

【ムダ買い予防】
「"素敵な暮らしに見せたい"という見栄を捨てたら、本当に使える物だけ選んで購入できるように。食器は、アウトレットで買ったノリタケの定番品さえあればOK！」。

ゴミ袋を持って家の中を1周。週1の習慣で、買い過ぎをセーブ（Mさん）

【ムダ買い予防】
日曜日は断捨離(R)デー。「ゴミ袋を持って家中をチェックして回ります。食材や服の在庫まで確認すると、使わない物がわかり、次の買い物で気をつけるようになります」。

コーディネートが思いつかない服は買わない（Iさん）

【ムダ買い予防】
着ていない服を処分したら、買い方にも変化が。「何通りも着回せそうなら買う、コーディネートに迷ったら買わないというルールにしたことで、衝動買いがなくなりました」。

物欲がわいたら、「捨てた物リスト」を見て、喝を入れる（Oさん）

【ムダ買い予防】
スマホのTo Do Listアプリに「喝！捨てた物」と題したリストを作成。「インスタを開く前にこのリストを見ると物欲がサッと引き、うっかり買いそうな誘惑に負けないように」。

※紹介している年収はすべて手取り額です。

参照：『サンキュ！』2023年6月号「やりくり達人のBEST貯めテク公開！」より。掲載している情報は2023年4月現在のものです。撮影／大森忠明、河原崎宣善、キムアルム、林ひろし　構成・文／宮原元美　編集／サンキュ！編集部