細かい費目分けや家計簿なしでもラクラク!「金持ち母さん」は、自分に合った方法で予算を死守

2023/07/07

「お金の使い方」に自分軸がある、『サンキュ!』的金持ち母さんとは?予算内におさまればOKのシンプルやりくりでお金の不安はありません。今できることに焦点を合わせ、ブレることなく貯め続けている暮らしをご紹介。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
『サンキュ!』的金持ち母さん Aさん(滋賀県 36歳)
夫(39歳)、長男(9歳)、二男(7歳)、三男(5歳)の5人家族。住まいは4LDKの持ち家一戸建て。1年前からいちご農園でパート中。

◎Total Money Data◎
夫月収(手取り) 35万円
夫ボーナス(年間・手取り) 90万円
夫年収(手取り) 510万円
妻月収(手取り) 6万円
妻年収(手取り) 72万円
月貯蓄額 7万円
年貯蓄額 132万円
総貯蓄額 1000万円

いつでも「今の自分に何ができるか」を考えているので、どんな時代もお金の不安はありません

独身時代は東京の百貨店勤めだったAさんは、結婚を機に夫のいる滋賀へ。「専業主婦時代は家計簿を細かくつけたり、FPの資格を取って投資を始めたり。稼ぐ代わりにお金を生み出す方法を考えました」。三男が入園するとパートに出て、家計をフォロー。「忙しくなった分、やりくりをシンプルにし、自分に合った方法で予算を死守しています。三男が小学校に上がったら、働き方を変えて収入アップを目指したい」。時代や環境が変わっても、"今できること"に焦点を合わせ、ブレることなく貯め続けています。

試行錯誤してたどり着いたAさんのシンプルな1カ月の家計表

世帯月収(手取り) 41万円
先取り貯蓄 7万円(つみたてNISA3万円、貯蓄型生命保険料4万円)
住居費 8万円
水道・光熱費 3万円
通信費 1万2000円
車検料積み立て 1万5000円
子ども費(習い事費含む) 1万5000円
新聞代 3000円
やりくり費 12万円(食費、日用品費、外食・レジャー費はまとめて予算立て)
医療費 5000円
夫小遣い 5万円(ガソリン代、家族のおやつ代含む)
妻小遣い 1万円
※年払いしている固定資産税、学資保険料、自動車保険料、NHK受信料と誕生日などのイベント費はボーナスから確保

とにかく予算内におさまればOKです!

やりくり費の12万円を現金でおろしたら、このお金で1カ月生活できればOK。細かい費目分けや家計簿なしでもラクラク予算を死守!

「玉ねぎ200円」とか、細かく家計簿をつけていた時代が今のやりくりにつながっています

昔は家計簿を細かくつけていたけど、面倒で挫折。とはいえ「お金の流れが把握でき、今のシンプルやりくりにたどり着けたのでムダじゃなかった」。

食費5万円をカードにチャージ。週1のまとめ買いでだいたい把握!

近所のスーパーのプリペイドカードに5万円をチャージし、週1回まとめ買い。「1店に絞れば最安値も把握しやすく、残高もわかりやすい。何より買い物がラク」。

買い物しない日は財布を置いていくから衝動買いは無し

「出かけるときは財布を携帯する」ことを当然としないAさん。ちょっとした外出なら財布は持たず、予定外の出費もなし。パート先も近所なので手ぶらでOK。

現金7万円をIN!残金が一目でわかる

残り7万円は全部財布に入れ、残金を常に見える化。お金が足りない月は外食を控えたり、お金が余る月は日用品を買いだめしたり。予算内で使いどころと締めどころを調整。

クレカは得ってわかっているけど後から請求されるのが私には合わなかった

ポイント狙いでクレカ払いだった時代は、請求月がずれて予算が守れないことも。「後払いは管理しにくいって気づいたから私は現金でやりくり派」。

ここも金持ち母さん 失敗を失敗のまま終わらせない!

挫折したテクでも、"失敗"にするか"経験"にするかは自分次第。金持ち母さんは「どう改善しよう」と、いつも前を向いて考えます。過去は変えられないけど、未来なら変えられる!

「お金の使い方」に自分軸があった!

「身体は一つ」だから、余計は物はいらない。
(Aさんの母の教え)

物欲がわいたら宝箱を開けてお気に入りを眺める

指輪は祖母から母、母からAさんへと譲り受けた物と、夫から結婚時にもらった物2つだけ。「これを眺めると満たされて、物欲が自然と収まる。心のお守りのようなものです」。

精神的にも経済的にも今の自分が心苦しくない物を身につける

百貨店勤務時代に「高級品には高いだけの理由がある」と知ったから、背伸びせず今の自分に見合う物を選ぶように。服やバッグも数年前に買ったお気に入りを今も身につけています。

「PORTER」バッグ約3万円
「鎌倉シャツ」シャツ約6000円
「DIESEL」スカート約3万円

欲しい高級品に出合ったとき、似合う自分であるように修行中。
(Aさん)

家族が味の違いがわかる食材にはお金をかける

塩 1350円 のり 1480円

ちょっといい食材はお試しで買い、家族が味の違いに気づいたら続けて購入。「のりと塩は子どもたちの反応がよく、これで作ったおにぎりがあれば外食は不要なほど」。

無理な人間関係を手放したら自分軸を強くしてくれる"ママ友"に出会えました

結婚して知らない町に来たので、無理して人間関係を広げようとしたことも。「必要以上に人とつながることをやめたら、逆に同じ考えのママ友たちに出会え、自分が自然体でつき合えるように」。

ママ友の「おゆずり会」に参加。ムダな支出とゴミを増やす罪悪感から解放

子ども服は消費サイクルが早く、買うのも捨てるのも抵抗が。でもママ友に誘われ"おゆずり会"に参加するようになったら、無償でトレードでき、出費もゴミも削減できました。

月1回、ママ友との「推し活会」で自分の心を満たす

「推しはBE:FIRSTです」。お菓子を持ち寄って鑑賞会をしたり、グッズをクレーンゲームでゲットしたり、小遣いの範囲で推し活を満喫。自分を満たす大切な時間です。

参照:『サンキュ!』2023年7月号「金持ち母さんになる方法」より。掲載している情報は2023年5月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部

 
 

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