価値観を大切にしながら「今」できることを考える!『生命保険を1つ解約』『懸賞企画は必ず応募』

2023/07/09

「今」できることでお金を生み出す&子どもといっしょに自分軸を強くする、『サンキュ!』的金持ち母さんをご紹介。家にいる時間に金銭的な価値を生産したり、子どもとお金の話をしたり、自分だけの価値観を大事にする秘訣とは?

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
『サンキュ!』的金持ち母さん Aさん(滋賀県 36歳)
夫(39歳)、長男(9歳)、二男(7歳)、三男(5歳)の5人家族。住まいは4LDKの持ち家一戸建て。1年前からいちご農園でパート中。

◎Total Money Data◎
夫月収(手取り) 35万円
夫ボーナス(年間・手取り) 90万円
夫年収(手取り) 510万円
妻月収(手取り) 6万円
妻年収(手取り) 72万円
月貯蓄額 7万円
年貯蓄額 132万円
総貯蓄額 1000万円

「今」できることでお金を生み出している

夫の稼いだお金を少しでも増やしたくてFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を取得

お金の知識を得て家計に活かすために、FP3級と2級の資格を取得。「普段のやりくりから投資までお金のことは100%私が担当。夫には"わが家の財務大臣"と呼ばれてます(笑)」。

Aさんのタイパのいい勉強法

まず、5年分の過去問を解く。
いきなり分厚い参考書を読むと嫌になるから、「5年分の過去問を解く→間違えた箇所の参考書を読む」と、能動的に勉強できる。これを3回繰り返せばOK。

知識を活かしてすぐ行動

1 定期預金の利息の少なさに驚いてつみたてNISAをスタート
定期預金の利息の少なさに危機感を持ち、解約してつみたてNISAを開始。さらに生活防衛費を現金で確保しつつ、株主優待狙いでヤマダ電機の株を購入。

2 夫の保険内容を見直して生命保険を1つ解約
「日本は公的保険が充実しているので、必要以上に保険をかけなくてよい」とわかり、夫の独身時代からの生命保険を1つ解約。貯蓄型のみ残すことに。

家にいる時間に"金銭的な価値"を生産できないか考えました

コーヒーカップおよびノートパソコン
Image Source/gettyimages

投稿や懸賞に応募して金券や賞品を得たり、投資でお金を殖やしたりして金銭的な価値を生み出していた専業主婦時代。「社会とのつながりが感じられたのもうれしかった」。

文章を書くのが好き。だから、賞金つきの投稿欄に挑戦する

11年間、日記をつけ続けて文章力を磨き、新聞の投稿欄や、公募サイト「登竜門」で調べたエッセイコンテストに応募。QUOカードや現金1万円の賞金を手にしたことも!

ここも金持ち母さん "自分の得意"を知っていて、暮らしに活かしている

リビングルーム
miya227/gettyimages

働き方や稼ぎ方に正解はありません。ただ、自分が得意なことや楽しくできることなら長くストレスなく続けられるので、まずは自分の強みを考えるのも金持ち母さんの特徴です。

お金を出して買った商品の懸賞企画は必ず応募する

せっかく買った商品は最大限利用したいから、懸賞企画があれば子どもたちのメッセージを添えてハガキで応募。特に子ども向け雑誌は当選率が高く、おもちゃなど7つもゲット。

ジャンケンで勝った子の名前で応募するのがわが家のルール。

「どういう働き方をしたいか」を自分で考え、人に伝えてチャンスをつかむ

作物がおいしい土地だから生産に関わる仕事ができてうれしい

安請け合いはせず、自分が本当に働ける条件を周りに伝えていたら、ママ友に紹介されたのがいちご農園。「自然の中で体を動かして働け、心身の健康にも最高の職場」。

Aさんの"今"の働き方の条件

● 家から職場が近い
● 急な休みに対応してくれる
● 14:00までに帰れる

今は育児優先だけど、24年から勤務時間を増やして貯蓄ペースを上げます

三男が小学校に上がる24年、扶養を外れてもっと働きたい!同じ年に非課税保有限度額が拡大される「新NISA」が始まるので、投資額も増やして教育資金を準備したいです。

ここも金持ち母さん 将来の自分と時勢を予測しているから、今必要以上に焦らない

「今」の家計や貯蓄額だけ見ていると「もっと働かなきゃ」「節約しなきゃ」と必要以上に不安になってしまうもの。少し先の自分や家族、世の中を見れば、ベストな頑張りどきがわかります。

子どもといっしょに自分軸を強くする

興味があるときが学びどき。子どもの質問ははぐらかしません。

子どもとお金の話を積極的にする

食事中にニュース番組を見たり、新聞やスーパーのチラシを見たり。電気代の明細が届いたら、金額が上がった原因をいっしょに考えることも。「子どもは思った以上に理解力があるんです」。

例えば……子どもから「パパの給料いくら?」と聞かれたら

封筒を支払う
SB/gettyimages

「今日のご飯はいくらで作れたと思う?」などと反対に質問。生活に必要なお金を意識させ、答えを導き出します。子どもたちは探求心が育ち、お金の大切さを実感!

習いごとは1つずつ。本当に興味を持ったら長く通わせる

子どもだってやってみなくちゃ何が合うかわからないから、年間を通していろいろなスポーツを教えてくれる県主催の教室に通うことに。いずれ自分たちで選んだもの一つに絞る予定です。

Aさんにとって「金持ち母さん」とは?

高価な物に囲まれるより自分で選ぶことができる人。
「高価な物を持つか持たないかは自分の意思で決められる。自分の中にたくさん選択肢があって、必要なものをしっかり選び出せる人が本当の意味でのお金持ちだと思います」。

参照:『サンキュ!』2023年7月号「金持ち母さんになる方法」より。掲載している情報は2023年5月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部

 
 

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