年100万円貯めている人が実践!超シンプルな「やりくりルール」3つ
2024/08/28
お金を貯めるのは、本当はとても簡単でシンプルなこと!そう聞いたら貯金が苦手な人も、何かしてみたくなりませんか?
今回は、貯め上手な人たちが実践しているお金のシンプルなやりくりルールを、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに教えてもらいました。
ぜひ一緒に1カ月だけでもチャレンジしてみましょう。
1.予算を作る
お金のやりくりが苦手だったり、お金の不安がある人は、予算を作ると安心してお金が使えるようになります。
予算は1年に数回しか支払いがない税金や保険料、旅行や冠婚葬祭、新入学の費用などを書き出すことから始めてみましょう。
1年間に数回しかない支払いの予算を作るだけで、急な出費が減るのと、いくら準備をしておけばいいのかがわかるので、お金の不安が半減します。
さらに、好きなことにお金を使いながらも貯められるようになるので、騙されたと思って一度予算を作ってみてはいかがでしょか。
2.現金でやりくりする
キャッシュレス全盛のこの時代ですが、あえて現金でやりくりすることでお金が貯められるようになります。
キャッシュカードは便利ですが、使った金額の請求が1カ月分まとめてきてしまい「うわ!こんなに支払うの!?」と思うことありませんか。
一つ一つの支払いは「おいしい食事を作るための食費」や「子どもたちの新しい靴」のため、日常生活を豊かにするために大切に使ったお金なのに、1カ月分まとめて請求がきて「こんなに払うのか」と、心がズキズキしてしまうのはとてももったいないことです。
現金でやりくりすることで一つ一つの支払いに感謝したりワクワクを感じたりすることができ、お金を使うよろこびを味わうことができます。
お金を貯めるのが苦手なら、ぜひ一度現金でのやりくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
その際は「食費だけ」「自分のお小遣いだけ」と予算を決めて、スモールステップから踏み出すのももちろんOKです。
3.家計簿は月1回の集計だけ
「家計簿が長続きしない」のはきっと、家計簿を難しいもの、ちゃんと書かなきゃいけないものという思い込みがあるからです。
家計簿は本来、1カ月の収入と支出の流れを把握して振り返り、翌月に活かすためのものです。ですので、1カ月の収入と支出の流れがわかればOKです。
簡単な家計簿の付け方は、家計簿アプリと手書き集計のハイブリッド型。
やり方は簡単です。
毎日お金を使うたびに家計簿アプリに金額と使い途を入力して、1カ月に1回だけ紙に集計を書き出していきます。
紙に書き出すメリットは、1カ月の収支をまとめることで「ここは使いすぎたな」とか「この予算はもう少し増やしていいな」と気がつくことができ、客観的に振り返ることができることです。
貯め上手さんたちは、家計簿の集計を月に1回だけするシンプル家計簿で、お金の流れを把握しています。
お金を貯めるのはシンプルで簡単でOK
「お金を貯めるのは難しい」と考えがちですが、本当はとってもシンプルで簡単なことです。できない人が多いのは「ただお金のことを学校で習わなかったから」です。自分のせいではありません。
今からでも遅くありませんので、今回紹介したシンプルやりくりルールで、何か一つでもできることがありましたら、実施してみてお金の不安を解消していきませんか。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部