【1000万円貯めている人の家計簿】家計簿を書くのは月1回だけ!アプリと手帳を有効活用
2023/11/03
家計簿で収支を振り返ることは、やりくりの基本。総貯蓄1000万円を達成した達人も、工夫して家計簿を継続しています。アプリと手帳をダブル使いする、1000万円やりくら~の家計簿の中身を公開してもらいました!
- 月1回だけ家計簿を書いて、使途不明金ゼロに!自然と予算が守れます
- 1カ月分のレシートを撮影して、アプリに入力
- 週1万円やりくりだから、月1回、買い物内容を確認するだけ
- アプリ入力後、家計簿(手帳)に記入
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー Mさん(神奈川県 36歳)
夫(36歳)、長女(6歳)、長男(2歳)の4人家族。住まいは、二世帯住宅の一戸建て。パート。サンキュ!STYLEで、ゆる節約・投資の記事を発信。
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約37万円
世帯年収(手取り) 約444万円
月貯蓄額 5万5000円
年貯蓄額 約156万円
総貯蓄額 約2000万円
月1回だけ家計簿を書いて、使途不明金ゼロに!自然と予算が守れます
家計簿アプリと本誌付録の手帳のダブル使いで、家計をチェックしているMさん。「以前『サンキュ!』で『お金の流れを書き出して“見える化”する』という記事を読んでマネしたのがきっかけです。手書きにすると、支出内容がハッキリして、『何に使ったんだっけ?』といったモヤモヤが解消。1カ月の収支を振り返ることで、自然と使い過ぎをセーブしようという気持ちが高まり、予算オーバーしなくなりました」。
何を書いているの?
●「固定費」「流動費」の支出内容
●カード払いの明細
いつ書くの?
月末にまとめてアプリに入力後、手帳に支出内容を記入
1カ月分のレシートを撮影して、アプリに入力
家計簿アプリ「Zaim」に1カ月分のやりくり費を入力(固定費は除く)。「レシートを撮影するだけで使った内容が記録されるのでラクチン!」。
週1万円やりくりだから、月1回、買い物内容を確認するだけ
「週予算1万円に収まっていればよしとして、小まめに入力はしません」。1カ月分まとめて入力し、アプリの一覧で何にいくら使ったかをチェック。
アプリ入力後、家計簿(手帳)に記入
「アプリでやりくり費の内訳を把握できるので、家計簿は全体の支出の詳細を記録するだけです」。
● 毎月何にいくら引き落とされているか、リストアップ
● 固定費は、毎月必ず発生するお金(食費などを含む)
イレギュラーな支出(特別出費)を分けて書く
右端に毎月必ずかかるお金以外の出費を「流動費」として、記入。「支出が増えたときは特別出費が多いので、何に使ったかひと目でわかるように」。
使途不明金になりやすいカード払いをあえて手書き
生活費の支払いはほぼキャッシュレス。「カード払いは“見えないお金”なので、何にいくら引き落とされるかを書くと、お金を使ったことを実感できます」。
参照:『サンキュ!』2023年11月号「1000万円貯めている人の家計簿覗き見!」より。掲載している情報は2023年9月現在のものです。撮影/天野良子、大森忠明、キムアルム、林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部