資産が勝手に殖える!ブランドへのこだわりをやめる『替え活』で支出のスリム化
2024/01/21
貯まる暮らしを作る第一歩は、お金使いの見直しから。支出をスリム化する“替え活”とは?12年で資産を800万円殖やした人気インスタグラマーのメイクから食品、普段着の買い方までその実態に迫ります!
<教えてくれた人>
サンキュ! アンバサダー えまさん(東京都 30代)
40代の夫、長男(9歳)、長女(3歳)の4人家族+愛犬1匹。正社員。家計やりくりを紹介したインスタグラムが大人気!
◎Total Money Data◎
世帯月収(手取り) 50万~55万円
世帯年収(手取り) 約800万円
年貯蓄額(投資含む) 約350万円
総貯蓄額 ヒミツ
ほったらかしで資産を殖やす秘訣は、たった3つのステップでした!
社会人2年目から始めた投資で、現在までに800万円以上資産を殖やしているえまさん。「結婚後は家計管理や投資方法などを試行錯誤しながら、今のような仕事・育児の合間でできる投資スタイルに。その過程で、無理なく貯まる暮らしを作るには、家計の仕組みづくりが大切だと実感しました」。いきなり投資につぎ込むのではなく、(1)家計のムダを見直して支出をスリム化→(2)ポイントをためてやりくりに還元→(3)余裕資金をほったらかし投資で殖やすという3ステップが成功の秘訣。「お金使いの優先順位を決めているから、無理なく資産が殖やせます」。
えまさんの1カ月の家計表
世帯月収(手取り) 50万~55万円
投資額 約10万円
つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo、その他の投資信託
住居費 13万円
水道・光熱費 1万5000円
通信費 6000円
保険料 6000円
子ども費 5万5000円
食費・日用品費 5万5000円
レジャー費 2万円
夫小遣い 2万5000円
妻小遣い 1万5000円
残金は貯蓄&投資へ
週1まとめ買い&作り置きで食費をセーブ!
週1回、必要な分の食材だけまとめ買いするのが基本。食品ロスを出さないために簡単な作り置きも。「毎日献立を一から作るより手間がかからないし、ムダな買い足しも減りました」。
【替え活】支出のスリム化
ブランドへのこだわりをやめ、ストレスをためずに支出を減らす
貯まる暮らしを作る第一歩は、お金使いの見直しから。えまさん流の替え活は、今使っている物をよりお得な物に切り替えること。「欲しい物をあきらめるとストレスがたまるけど、替え活なら無理なく支出が減らせます」。
アイシャドウなどのトレンドメイクはプチプラに
【年9万円節約】
「ファンデーションは肌に合った物にこだわっていますが、トレンドが変わりやすいアイシャドウやチークは100均やプチプラブランドで十分!気兼ねなくいろんな色が試せます」。
こんな物も“替え活”
スマホ【年14万円節約】
夫婦ともスマホの契約を楽天モバイルに。以前は、月1万4000円以上かかっていたので、節約効果大!
保険【年9万円節約】
返戻率があまりよくなかった貯蓄型保険を解約。死亡保障を最小限に抑えた掛け捨て型の生命保険に。
食品は、ドン・キホーテ、西友のPB商品に
【年1万円節約】
油や調味料などの定番食品は、ドン・キホーテの「情熱価格」、西友の「みなさまのお墨つき」シリーズを購入する機会が増加。「価格が安定しているので助かっています!」。
普段着はユーズドでブランド品をお得に
【年7万円節約】
以前の服代は年10万円以上。手持ちの服を大量に処分したら、買い方もチェンジ。古着やブランドの型落ち品をリサイクルショップなどでお得に買うことを楽しんでいます。
※投資には元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。
参照:『サンキュ!』2024年2月号「今年こそ貯まりまくる1年にする方法」より。掲載している情報は2023年12月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部