FP丸山晴美さんに突撃取材!ガチでやってる貯まる生活見せてもらいました
2024/03/17
むずかしい話や一般論よりも、お金に強い人たちが実際にやってることを見たい!知りたい!そこで、ファイナンシャル・プランナーである丸山晴美さんを徹底取材。気になる支出の内訳や、家計管理のコツなど、貯蓄につながるヒントを教えてもらいました。
監修: 節約アドバイザー 丸山晴美
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...
もともとが浪費家体質なので(笑)、普段紹介しているやりくりテクを実践して、家計を締めています!
20代前半のころは「給料日の2週間前に5000円しか残っていないこともあった」と丸山さん。あるとき、たまたま見た雑誌で、自分と同じ1人暮らしで年齢もほぼ同じなのに、しっかり貯めている人の記事を読んでお金を貯めることを決意。自分なりの節約術を工夫しました。
「自営業なので収入に波があるし、老後も心配。節約するためにやっていることは、20代のころから基本的に変わりません。習慣になっているんですね。皆さんにご紹介している節約テクも普段、自分がやって効果を実感しているものばかりです」。
誌上初!丸山さんの1カ月の支出表、大公開!
読者の皆さんと同じような予算立てでびっくり!
通信費、食費、日用品費など、どれを見ても普段取材している読者の家計とほとんど変わらない金額。堅実な家計を実践。
■月貯蓄額 10万円
■水道・光熱費 2万1000円
■通信費 8000円
■保険料 3万円
■子どもの塾代 5万円
■食費(米代は別。外食はほぼ無し) 3万円
■日用品費 3000円
■医療費 3000円
■被服費 2000円
■美容費 2000円
月貯蓄額の内訳
□ SBI銀行目的別口座貯蓄 3万円
近い将来、使う予定の貯蓄を、口座内で目的別に分けて管理。今、住んでいる賃貸住宅の更新料に備えて1万円、家電の買い替えなどに備えて2万円を毎月積み立て。
□ 教育費用貯蓄 3万円
長男の教育費用に毎月3万円を、銀行の積立預金口座に自動的に入金。約4年後に、大学受験用に必要となるので、投資ではなく預貯金で手堅く貯めます。
投資は「ロボアド」にお任せしています!
□ 投資信託 2万円
□ NISA 2万円
以前は自分で銘柄選びや買うタイミングを決めていましたが、今はロボアドを利用。「銘柄選びに迷う時間がもったいないし、値動きにドキドキするし。ロボアドにお任せならラク」。
お金のプロも、ロボアド投資を活用!
毎月定額を積み立てながら、自動的に資産運用をしてくれる「THEO(テオ)」と、NISA口座を使って運用できる「ウェルスナビ おまかせNISA」を利用。
Q 家計はどうやって管理していますか?
買い物から帰ったら、レシートを眺めて無駄使いがないか振り返ります
レシートを見ながら“ひとり反省会”をします。「現在、家計簿はつけていません。買った物と金額を見るだけでも次の買い物に反映されますよ」。
週末、クレカの明細をチェックして「今月あといくら使えるか」把握します
カード会社のマイページにログインして使用明細を確認。「カード払い分の月予算を決めているので、予算内に収めるように使い方をセーブ」。
家計管理は、基本“見る”だけ。簡単だから無理なく続けられます!
<教えてくれた人>
テレビでもおなじみ!節約界のレジェンド 丸山晴美さん
長男(14歳)と2人暮らし。20代でお金を貯めることに目覚め、4年間で600万円を貯蓄。FP、節約アドバイザーとして雑誌、テレビ・ラジオ、Webメディアなどで活躍。
参照:『サンキュ!』2024年4月号「お金のプロ&貯め達人がリアルにやってる習慣」より。掲載している情報は2024年2月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部