初心者も簡単!「積立投信」の始め方

2017/12/24

マネー情報にうとい人にこそ向いているのが、積み立てで買う投資信託(=積立投信)です。でも、何からどう始めたらいいかという初心者に向けて、最初の手続きから商品選びのコツをステップで紹介します。

Step1.投資用のお金は「家計の余り」から捻出!

投資といっても、多額の資金は必要ありません。絶対必要な貯蓄を無理にくずしてまでやるのはNG! あくまで余裕資金の中から捻出して。「積立投信」は、100円から100円単位でもできる商品があるので、やりくり費のムダを削ったお金から、コツコツ積み立て感覚で始めてみましょう。

Step2.自宅でもできるネット証券で口座を開く

投資信託は、証券会社に口座を開く必要があります。自宅で口座開設から商品の申し込みもできるネット証券がおすすめ。銀行に比べて、少額から積み立てでき、手数料が安い商品が豊富にそろっているのがメリットです。口座の種類は、「源泉徴収なしの特定口座」(年間利益が20万円以下なら非課税)を選びましょう。

Step3.初心者はまず、バランス型の商品を買う

「投資信託」にはバランス型、インデックス型などの種類がありますが、初めて少額から投資したい人は、バランス型の商品を選ぶのがベター。バランス型は、国内外の株式や債券などの商品が最初からセットになっていて、自動的に分散投資ができ、あれこれ調べる手間がないので、投資初心者でも安心です。

お金を殖やすためにやってはいけないこと3

「積立投信」で少しでもお金を殖やしたいなら、この3つはやらないようにご注意! ①商品の価格をこまめに確認しない! 価格の変動に振り回される人ほど早く挫折する原因に。一度投資したら、基本は“ほったらかし”でOK。②目先の利益を追って、すぐに売ったり、短期で買い替えたりしない! コツコツ長く続けることで利益が期待できます。③貯蓄をどんどん投資に回さない! いざお金が必要になったとき、投資した商品が損していたら元手がマイナスになり、“お金を育てる”という目的が本末転倒になってしまいます。

「積立投信」なら、難しい知識がなくても、自宅にいても、主婦でもできるのがメリット。余裕資金の中で、少額からでもまずは始めてみてはいかが? 

※投資は銀行預金と異なり元本保証がありません。損失のリスクも含め充分に検討し、自己責任のうえで投資してください。

参照:『サンキュ!』1月号「1000円からできるほったらかし投資入門」より一部抜粋。 
掲載している情報は17年11月現在のものです。

監修/横山光昭(家計再生コンサルタント)、イラスト/篠本映

記事を書いたのは・・・






M原(サンキュ!編集部員)


生活情報雑誌歴22年以上。変化が激しく、難しくなりがちな「マネー情報」をわかりやすく解説することに力を注ぐ。芸能ネタにも強く「芸能デスク」とも呼ばれている





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