【お金】節約できない?「食費は月いくら」だけで見ているせいかも

2023/12/19

ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

私は節約できずに悩み続けた1人ですが、FPの資格を取るなど試行錯誤する中で気づいたのは、私を含む家計管理が苦手な人にとって「1カ月」での管理は単位が大きすぎ、「1週間」あるいは「1日」という小さな単位で管理したほうがよいということ。

「1カ月の家計はいくら」といった節約系特集や、月間管理の家計簿フォーマットなど月間での収支にフォーカスするものが多いのですが、実はこれが「落とし穴」だったのです。

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予算は月間以外の単位でも視える化

私のように節約がニガテな人は、例えば「食費は月5万円」と決めたら、その月間予算でしか考えられなくなっていませんか?

「節約したいのにできない!」と考えている人におすすめの最初の1歩は、家計管理の項目別の予算は「年間・月間・週間・日別」の4つの単位で書き出すこと。家計簿はまだ不要です。

「食費は月5万円」が目標の場合は、次のとおり計算してノートや手帳、紙に書いてみましょう。

年間:600,000円
月間: 50,000円
週間: 12,500円
日別: 1,785円
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※「年間」……月間予算×12ヶ月
※「週間」……月間予算÷4週
※「日別」……週間予算÷7日
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「月5万円」とだけ考えていたよりも「年間だとこんなに大きな金額なんだ」「日別だとこれだけの金額なんだ」といろいろな感想があるはずです。

支出を「週間」か「日別」で見てみる

家計管理がニガテな私からすると「月間」で見ようしたときに「30日分の支出をまとめること」がそもそも大変。

「レシートがない」「イベントがあったときの計算が良くわからない」などの挫折ポイントがたくさんありました。

しかし「週間でみる」ことから始めたら、支出の記録も7日分だけでOKなので挫折しにくくなりました。

1週間分だけなら比較がしやすい

たった1週間でも記録をつければ週間予算との比較ができますし、イベント月であってもそれ以外の週を選べばイレギュラーに惑わされることもありません。

例えば月の頭の1週目は頑張って記録できて、翌週はサボり、次の週だけはまた頑張れた。そうなれば素晴らしい!比較対象が増えたので、より正確に家計のムダが分析できます。

「週間でも私は無理だ」と思ったら、日別予算と1日分の支出を比較すればOK。そう思うとハードルが下がりますよね。

「年間」予算が見えるとライフプランニングに役立つ

小さい単位で見たほうが節約しやすいと伝えましたが、「年間」という大きな単位も見えていると将来の計画を立てるときに役立ちます。

もちろんライフプランニングはFPさんにお任せ!というのも1つですが、ちょっと将来のお金を計算したいなと自分でやろうとしたときに「年間」の費用がわからなくて挫折した経験が私にはありますから、予算の段階で視える化しておくのがおすすめです。

最後に

家計管理が上手な人は当たり前にやっている計算かもしれませんが、苦手意識があることは見方を変えるのが難しいですし、節約の次の一手が見えていないということはやはり何かを変えてみる必要があります。

「私には家計管理が向いていない!」「節約できない!」とモヤっとしている人も、実は見ている単位が大きすぎて、具体的な節約ポイントを発見できずにいるだけかもしれません。

今よりも家計を改善する方法はきっとありますよ。良かったら試してみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
2歳4歳やんちゃ男子の母で義母と同居中|ママのモヤっとする時間を短縮する暮らしのアイデアを提案。|プチプラ&デジタル活用・マルチタスクなど問題解決が得意です|FP2級&終活ライフコーディネーター。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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