がっつりごはんで節約するコツ4

安く買った食材で、ご飯がモリモリ進むボリューミーなおかず作りを実践。市販の総菜や外食メニュー、学校の給食なども、食材の組み合わせや味つけのヒントに！がっつりごはんで節約するコツ4つをご紹介します。

1 週3登場の鶏胸肉は鬼リピできる神レシピを持つ！

簡単な作り方を追求した鶏胸肉のがっつりメニューは、インスタでも大人気！「子どもに『また作って』といわれる定番レシピがいくつかあれば、週3回登場させても問題なし！」。


【DOKINさんの鶏胸肉の神レシピBEST3】
●フォロワー人気No.1！うま塩チキンカツ
〈作り方〉食べやすく切った鶏胸肉400gをポリ袋に入れ、酒、マヨネーズ各大さじ1、しょうゆ、砂糖、顆粒鶏ガラスープの素各小さじ1、塩、チューブにんにく各小さじ1/2 を加えてもみ込み、15分おく。片栗粉大さじ3を加えてもみ込み、パン粉適量をつけて揚げ焼きにする。

【節約POINT】
卵を使わず、パン粉をじかづけ
マヨネーズがつなぎの役目を果たしてくれるので、ころもづけは卵液にくぐらす工程を省き、片栗粉のあとにパン粉をじかづけ。

●リール動画再生266万回超！サラダチキン
〈作り方〉耐熱容器に鶏胸肉1枚を入れ、フォークで両面に穴をあけ、酒、砂糖各大さじ1、塩小さじ1をもみ込む。ピタッとラップをして30分おき、ラップをふんわりし直して電子レンジで4分30秒加熱する。扉を開けずに30分おき、食べやすく切る。みじん切りのにら50g、しょうゆ大さじ2、ごま油大さじ1 1/2 、酢、砂糖、水、白ごま各大さじ1、チューブにんにく、コチュジャン各小さじ1/2 を混ぜ合わせたたれをかける。

●卵を使わずたれを作れる！胸肉のチキン南蛮風
〈作り方〉食べやすく切った鶏胸肉300gをポリ袋に入れ、酒大さじ1、しょうゆ小さじ2、砂糖、チューブにんにく各小さじ1/2 を加えてもみ込む。鶏肉を小麦粉大さじ4、溶き卵1個分の順にくぐらせ、揚げ焼きにする。マヨネーズ大さじ3、酢大さじ2、砂糖大さじ1 1/2 、しょうゆ大さじ1を泡立て器で混ぜ合わせたたれをかける。

【節約POINT】
手作りのおいしいたれ＆ソースで満足度を上げる！
しょうゆ、みりん、酒、砂糖、塩、酢などの基本の調味料を組み合わせ、たれやソースを手作り。照り焼き風、甘酢風など定番の味つけをメニューに応じてアレンジすればOK！

2 週1回の豚こまメニューは甘辛味が間違いなし！

財布にやさしい豚こま切れ肉は、炒めものや煮もの、どんぶりメニューなどに幅広く活躍！「ご飯が進む甘辛ベースの味つけが子どもに好評です！」。


●野菜たっぷり具だくさん！豚こまプルコギ
〈作り方〉ポリ袋に豚こま切れ肉400gを入れ、しょうゆ大さじ2 1/2 、砂糖、コチュジャン各大さじ1 1/2 、酒、みりん、ごま油各大さじ1、チューブにんにく小さじ1を加えてもみ込み、10分おく。細切りにした玉ねぎ1個、にんじん1/3本を炒め、豚肉としめじ30gを加えてさらに炒める。肉に火が通ったら幅3cmに切ったにら1/2束を加えてサッと炒め、白ごまをふる。

●子どもが爆食い！休日ランチにも！豚肉とコーンのうまみそバター丼
〈作り方〉ポリ袋に豚こま切れ肉250gを入れ、塩、こしょう各適量、片栗粉大さじ1をまぶす。豚肉とコーン180gを炒め、しょうゆ、みりん各大さじ1 1/2 、酒大さじ1、砂糖小さじ2、みそ小さじ1、チューブにんにく小さじ1/3を加えて炒める。バター10gを加えて溶けたら火を止め、ご飯にのせて刻んだねぎを散らす。

3 3人分の夕食は肉400gが目安だけど……肉がたりないときは「○○揚げ」でかさ増し！

メインおかずの肉が少したりないときは、余っている厚揚げやさつま揚げを加えてがっつり感をプラス。「食べごたえがあり、味もしみやすいので重宝！」。


●豚バラ薄切り肉200g＋厚揚げで厚揚げの豚巻き

●鶏もも肉300g＋さつま揚げでさつま揚げと鶏じゃがのうま煮

4 副菜はストックのひじき、大豆、コーン、ツナで乗り切る！

ストックの乾物や缶詰を副菜のサラダや常備菜にフル活用。「常備菜のひじき煮はおにぎりや卵焼きの具にしたり、ポテサラに加えることも」。


●ひじき＋大豆＋コーンでひじき煮
小学校の給食をヒントに、基本のひじき煮に豚肉とコーンを加えたら、ボリュームと彩りがアップ。

値上げの影響の少ない「米」でおやつ代を大幅節約！

●手作りフレークで鮭おにぎり
焼いてほぐした鮭をみりん、塩、しょうゆで軽く炒めて自家製フレークにして握る。

●うまさやみつき ウインナーおかかチーズおにぎり
焼いたウインナーをかつお節、めんつゆ、マヨネーズで炒める。チーズ、白ごまと一緒にご飯に混ぜて握る。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。
※紹介しているレシピは2～3人分の分量です。1人分のコストは、編集部が調べた店頭価格とDOKINさんの材料費からの概算です。

＜教えてくれた人＞
料理インスタグラマー DOKINさん（兵庫県　41歳）
長男（17歳）、二男（13歳）の3人家族。育児に奮闘しながら、食べ盛りの男子が喜ぶがっつりメニューをSNSで発信。著書に『大満足！DOKINの節約がっつりごはん』(宝島社)。

参照：『サンキュ！』2024年7月号「苦労しないで食費を下げる！」より。掲載している情報は2024年5月現在のものです。撮影／林ひろし、DOKIN　構成・文／鹿島由紀子　編集／サンキュ！編集部