年100万円貯めると起こる、4つのいいこと
2019/02/05
2019年が始まって1か月。「100万円貯めること」を目標に掲げたものの、すでに心が折れ始めている人もいるのでは?目標達成のためには、モチベーションをあげることが大事。実際にお金が貯まるとどんな良いことがあるのか、お金のプロに「年100万円貯めるメリット」について聞いてみました。
<教えてくれた人>
丸山晴美さん(ファイナンシャル・プランナー)
消費生活アドバイザーでもあり、主婦目線で考える家計やりくりのアドバイスが人気。最新著書に『「貯まる女」になれる本』(宝島社)がある。
年100万円貯めるとこんないいことが!
1:暮らしの満足度が高まる!
予算を守ろうとする意識が高まり、自然と買い物での失敗やムダな出費が減少。「本当に必要な物・欲しい物」だけにお金を使えるようになるから、満足度もアップします。
2:家族の会話が増え、ストレスが減る
「貯蓄できている」という自信がつくと、「お金がない」とイライラしたり、ストレスで爆買いしたりすることもなくなります。夫や子どもにもやさしく接することができ、笑顔が増える毎日に。
3:将来の漠然とした不安がなくなる
この1年の目標を立てて貯蓄できたら、5年後、10年後のライフプランまで見通せるように。わが家の優先すべきことが決まれば、不安も解消でき、明るい未来が見えてきます。
4:1000万円貯蓄も夢じゃない!
「年100」を10回積み重ねれば1000万円!そう考えると遠い夢ではありません。1回「年100」を達成できたら、それが自信につながり、突発出費があっても揺るがない強い家計がつくれます。
早速シミュレーションしてみよう!
毎月定額か、収支に合わせて変動にするか、わが家の貯蓄ペースを想定してみて。収入がそれほど高くない場合は、無理せず「年50万円」でもいいので貯蓄プランを考えてみましょう。1カ月ごとに考えることで、年100万円がリアルになります!
■貯蓄ペースを考えるときのポイント
・現在の貯蓄額が少ない人は……
目標額を高く設定して先取りしても、結果的にたりなくなって貯蓄をくずしてしまうのは本末転倒。無理のない金額設定からスタート。
・月収、ボーナスが少ない人は……
純粋な貯蓄だけで「年100」は無理でも、貯蓄型保険や児童手当を含めれば意外と貯蓄できる場合も。まず100万円に近づけることが大事。
・収支に変動がある人は……
最少月収をベースに、貯蓄額と生活費の予算を決めて。収入が多い月は、余った分を貯蓄に回せば、ゆとりを持って貯められます。
「年100万円」貯めると心にもゆとりが生まれ、ハッピーが増殖します。しっかりと貯蓄プランを考えて、1年後笑顔で新たな年を迎えましょう。
参照:『サンキュ!』2月号「いちばんカンタン!年100万円貯まる超ラクラクガイド」より。掲載している情報は18年12月現在のものです。構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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