食費2万円台の主婦がスーパーで買うもの買わない物!割高でも買う商品って!?
2023/01/29
食費をムリに削ると家族の健康や食べることの楽しさが損なわれることも。それではいくら食費が減っても、本末転倒というものです。
ムリなく食費を減らすには、どうしたらいいのでしょうか?
食費2万円台をキープしている「食費節約達人」さんたちが、スーパーで買うもの/買わないものを、全国の主婦を取材してお金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが解説します。
買うもの1:豆腐、納豆、油揚げの“大豆3きょうだい”
原材料が大豆でたんぱく質がとれる、家族がみんな好き、使いまわしがきく、しかも安い……と食費節約には欠かせません。
「食費2万円台の主婦」は、冷蔵庫に“大豆3きょうだい”を常備しています。いつ買っても“安値安定”のありがた~い食材です。
買うもの2:まずはPB商品をあたってみる
今どきの大手スーパーのPB商品はバラエティー豊かです。飲料、調味料・スパイス、インスタント食品、レトルト食品、麺類、冷凍食品、乳製品……などなど。
種類が豊富で、もちろん品質とおいしさもバッチリ!ならば、買わなければ損というものです。
「食費2万円台の主婦」は、「〇〇の△△」がいいなど、特定のナショナルブランドにこだわりがある商品以外は、お買い得なPB商品をチョイスします。
買うもの3:100円/100g以下の肉・魚
メインおかずの材料になる肉・魚は必ず買います。値段の目安は100円/100g以下。1円でも安いものをムリに狙いません。品質や味も大切にしているので、「100円/100g以下なら買ってよし」がMY底値ルールです。
いつものスーパーで、いつも買う肉・魚が安くなっていたら、チャンス!まとめ買いして、冷凍保存します。
買わないもの1:前に買って腐らせたもの
使い切れずに腐らせてしまったものは、それを使った料理をあまりつくらないとか、家族の評判がイマイチとか、なにかしら使いにくい理由があるもの。「食費2万円台の主婦」は使いにくい食材をがんばって使いこなせるようなる努力はしません。
なので、前回買って腐らせしまった=自分が扱いにくい食材は、次回から買わないようにします。
買わないもの2:使い切れない大物野菜
白菜、キャベツ、大根、かぼちゃなどの大物野菜は丸ごと1個買った方が割安の場合が多いですが、使い切れずにムダにしてしまっては元も子もありません。
どんなに安くても、使い切れるだけのメニューが思い浮かばないときに買うのはNG。割高でもカットされたものを買います。
買わないもの3:買い物メモにないもの
「食費2万円台の主婦」は買い物メモを持ってスーパーに行きます。そして、買い物メモにあるものだけをササッと買ってスーパーを出ます。
それは、スーパーの滞在時間が長くなるほど、余計ものを買ってしまうのがわかっているから。スーパーは「売ること」のプロです。店内にはあの手この手の誘惑がいっぱい。長居をしないで、買うものを買ったらとっとと退散するのが賢明というものです。
買い物メモにあるものだけを買えば、買い物時間が短縮できるメリットもあります。
まとめ
「食費2万円台の主婦」が買うものを買い、買わないものは買わないようにする。たったそれだけで食費が今より、ググッと減るかも?試してみる価値はありそうです。
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。