常温保存に適した食材とは?常温保存のポイントも紹介
2021/12/13
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食材をベストな状態で食べられるように「常温保存」のことを知っておこう!
食材の中には冷たい冷蔵庫よりも常温での保存に適した物がありますが、ものによっては冷蔵保存か常温保存か迷ってしまう場合もあるでしょう。
今回は食材をベストな状態で食べられるように常温保存に適した食材や常温保存のポイントを紹介します。
1)そもそも常温保存とは?
常温保存と言われても「ただ冷蔵庫にいれなければ良いのか」「何度でどのような場所で保存すれば良いのか」など、保存方法がいまいち分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
常温保存する際は、温度は15度~25度程度で直射日光の当たらない場所を選びましょう。 温度が高い場所では食材を腐敗させてしまう恐れがあるので、特に夏など気温の高い季節は注意が必要です。また、湿気の多い場所はカビを発生させてしまうので、避けましょう。
2)常温保存に最適な食材と保存方法
パッケージに常温で保管と記載されているものもありますが、野菜などパッケージに入れられておらず保存方法に迷う食材もあります。常温保存に最適な食材にはどのようなものがあるのか、確認していきましょう。
2-1)根菜類
根菜類は基本的に低温に弱いものが多く、冷蔵庫ではなく常温での保存に適しています。 さつまいもやじゃがいも、里芋などの芋類、ごぼうなどは、常温保存しましょう。
ごぼうやじゃがいもなど土のついているものは土を拭かず、購入したままの状態で新聞紙に包んで風通しのよい場所で保存してください。保存可能な期間の目安は、ごぼうが約2週間、里芋が約1ヶ月、じゃがいもが約4ヶ月、さつまいもは約半年となっています。
2-2)玉ねぎ
玉ねぎは常温保存にも冷蔵保存にも適しています。
常温保存する場合はネットに入れて吊り下げるか、新聞紙を敷いた段ボールに玉ねぎを入れ上から新聞紙をかけて保存しておきましょう。保存可能な目安の期間は3ヶ月程度となっています。
2-3)夏野菜
夏野菜も低温に弱い野菜で、長期間冷蔵庫に入れていると低温障害を引き起こす恐れがあります。ただし、常温保存でも根菜類のように何ヶ月と保存ができるわけではなく、1週間程度しか保存できないので食べきれる分量だけ購入するようにしましょう。
トマトは熟し度合いによって保存方法が変わります。青くてまだ熟しきっていないトマトは、常温で保存し追熟させます。ただし気温の高い夏場は食材が傷みやすくなっているので、注意が必要です。
食べ頃のトマトは新聞紙などに包んで、涼しい場所で保存しておきましょう。冷蔵庫でも保存できますが、そのままの状態で冷蔵庫に入れるのではなく新聞紙やキッチンペーパーに包んで保存しておきましょう。
完熟しているトマトは、常温保存には適さないので冷蔵庫で保存してください。そのほか、ナスやきゅうりも新聞紙に包んで、涼しい場所に保存しておくのが最適となっています。
2-4)フルーツ
フルーツは冷蔵保存よりも常温保存に適したものが多くなっています。温かい南国育ちのバナナやパイナップル、マンゴー、パパイヤなどは低温に弱いうえ、常温で追熟することで甘さが増しより美味しく食べれるので常温保存が最適です(パイナップルは追熟しません)。
そのほか、ももやメロン、みかん、洋梨、びわなども、常温保存に適しています。
3)まとめ
常温保存は単に室内で保存していればよいわけではなく、温度は15度~25度程度で直射日光の当たらない場所を選んで保存する必要があります。
特に夏場は気温が上がりやすく、常温保存の適温を超えてしまうと食材の傷みにつながってしまうので注意が必要です。
食材の中には低温に弱く、冷蔵庫での保存よりも常温保存が適しているものもあります。最高の状態で食材を食べられるように、適正な保存方法で保存を行いましょう。