白い背景を持つレタス

【野菜のプロ監修】「レタス」の保存方法は?正しい方法を知りおいしく使い切ろう!

2022/06/10

この記事では、「レタス」が冷凍・冷蔵・常温それぞれの保存方法に向いているかなど、保存方法について解説しています。また、保存する際のポイントやレシピも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

なお、食材の状態や保存環境によって保存期間は変わります。保存方法にかかわらず、できるだけ早めに消費しましょう。


■記事監修

野菜や果物の専門的な知識をもち発信する"野菜ソムリエプロ"。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおい...

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冷凍?冷蔵?常温?レタスの適切な保存方法や期間を紹介

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レタスは、変色したり水分が抜けて萎びたりしやすい野菜です。しかし、適切な環境で保存することで、ある程度日持ちさせることが可能でしょう。

丸ごとのレタスは、常温保存では数日程度が限度ですが、冷蔵では1週間~10日程度は日持ちするため、冷蔵保存がおすすめです。ここからは、冷蔵、冷凍、常温でのレタスの保存方法について、さらに詳しく紹介していきます。

冷蔵保存

水分が多く傷みやすいレタスは、冷蔵保存が適しています。そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、ひと工夫加えることで、鮮度を保った状態で保存できるでしょう。

レタスはカットすると空気に触れる部分が増え、変色したり傷みやすくなったりします。カット後のレタスと比べると、丸ごとの方が日持ちしやすいため、おすすめです。

丸ごと保存するときは、乾燥を防ぐために食品用ラップでくるんだり、ポリ袋に入れて根の方を下にして野菜室に入れたりすることで、1週間~10日程度は保存できるでしょう。

カットしたレタスを保存するときは、湿らせたキッチンペーパーなどでくるんだ後に、密閉できる容器に入れます。保存の目安は1~2日程度となっているため、なるべく早く食べましょう。

冷凍保存

レタスは冷凍保存も可能ですが、食べたときのシャキシャキした歯ごたえが損なわれてしまいます。すぐに使わない分だけ冷凍すると良いでしょう。

冷凍保存するときは、食べやすい大きさにちぎったレタスをジッパー付きの保存袋に入れて、袋の空気を抜いた後に口を閉じます。袋全体をアルミホイルでくるんだ後、冷凍室に入れましょう。保存期間は、3週間程度が目安です。

冷凍したレタスは、解凍することで水分が出て、べちゃべちゃになってしまいます。凍ったまま調理に使う方が良いでしょう。スープや炒め物など、加熱が必要な料理に活用するのがおすすめです。

常温保存

レタスは冷蔵保存が適切ですが、常温でも数日は保存可能です。常温の場合、夏場では2日程度、冬場では5日程度が保存の目安であることから、常温保存は気温の低い冬場の方が向いているでしょう。

レタスは乾燥に弱く、何も手を加えないと水分が蒸発して萎びてしまうため、長持ちさせるには乾燥を防ぐことがポイントでしょう。

乾燥対策としては、ジッパー付きの保存袋を利用するほか、湿らせたキッチンペーパーでくるんだり、レタスの芯を切り抜いた後に濡れたキッチンペーパーを詰めたりすることもおすすめです。

いずれにしても、レタスは傷みやすい野菜です。冷蔵保存ができないときは、早めに使い切ってしまった方が良いでしょう。

レタスを使ったおすすめレシピ紹介

ここからは、レタスを使ったおすすめレシピを3つ紹介していきます。

レタスといえばサラダを思い浮かべる方も多いでしょうが、サラダ以外でもいろいろなレシピに応用可能です。レタスを使った料理のレパートリーを増やして、おいしく食べましょう。

おすすめレシピ1:旨味最強レタスサラダ

出典:サンキュ!NEWS

「旨味最強レタスサラダ」は、シャキシャキのレタスに、ホタテ缶と海苔を組み合わせて作るサラダです。ホタテから旨味が出るため、ドレッシングがなくてもおいしく食べられますが、塩を足しても良いでしょう。

レタスをちぎって材料を混ぜ合わせるだけで、時間がなくても手軽に用意できます。レタスに含まれている加熱に弱い栄養素も、サラダだと無駄にすることなく摂取できるため、おすすめです。

おすすめレシピ2:レタスとハムのレンジ蒸し

出典:サンキュ!NEWS

「レタスとハムのレンジ蒸し」は、ちぎったレタスをレンジで加熱した後、細切りにしたハムを加え、醤油で和えて作るレシピとなっています。ニンニクとごま油の香ばしさが特徴の一品です。

火を使わずに調理できることから、かかる手間が少なくて済むため、忙しい方やご興味がある方は、ぜひ試してみてください。

おすすめレシピ3:タコライス

出典:サンキュ!NEWS

「タコライス」は、ホカホカのご飯の上に千切りにしたレタスをのせ、ピリ辛のひき肉ソースと、ピザ用チーズをかけて作るレシピとなっています。みずみずしいレタスがよいアクセントとなって、ひき肉の油っぽさを和らげてくれるでしょう。

ひき肉ソースは豆板醤で辛味をつけているため、苦手な方は少量にするなど、量を調整するのがおすすめです。ピザ用チーズはシュレッドチーズを使うことで、刻む手間が省けて便利でしょう。

レタスの正しい保存方法を知って食材をおいしく使い切ろう!

レタスは水分が多く含まれているため、傷みやすい野菜です。購入後はできるだけ早く食べるのがおすすめですが、一度に食べきれないときは、冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。

また、レタスを保存するときは、乾燥を避けることが大切です。濡らしたキッチンペーパーでくるんだり、ジッパー付きの保存袋に入れたりするなどして、乾燥を防ぎましょう。

この記事を参考に、レタスの正しい保存方法を知って、おいしく使い切ってみてはいかがでしょうか。

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