やらなきゃもったいない!旬のかぼちゃの1番おいしい食べ方!
2022/09/12
「冬至の日にかぼちゃを食べると風邪をひかない&長生きする」といわれることから、冬の野菜のイメージもありますが、かぼちゃが収穫されるのは夏~初秋の間です。
収穫したてのかぼちゃは甘みが少ないため、1~2カ月ほど追熟させてからいただきます。保存期間が長いことも特徴の野菜ですが、カットしてしまうとカビが発生しやすくなるため、早めに使い切らなければなりません。
今回は管理栄養士で野菜ソムリエでもある、サンキュ!STYLEライターhiroさんに、かぼちゃの1番おいしい食べ方を教えていただきました。
かぼちゃの根菜サラダ
甘くホクホクしたかぼちゃと根菜の代表といっても過言ではない、ごぼう&にんじんを使った和風サラダ。
マヨネーズとしょうゆ、すりごまで味付けすれば、脂溶性ビタミンの吸収率もアップ!お弁当にもぴったりな栄養満点メニューです。
業務スーパーの「ごぼうにんじんミックス」を使えば、簡単に作ることができますよ。
作り方
[材料]3~4人分
・西洋かぼちゃ 約200g
・ごぼうにんじんミックス 約100g
・むき枝豆 適量
・マヨネーズ 大さじ2~3
・すりごま 大さじ1~2
・しょうゆ 小さじ1
1.耐熱ボウルに食べやすくカットしたかぼちゃを入れ、600wで4~5分加熱して取り出す(まだ硬い場合は追加で1~2分加熱する)。
2.かぼちゃがやわらかくなれば、ごぼうにんじんミックス、むき枝豆を入れてさらに2分ほど加熱して取り出す。
3.調味料を加え、かぼちゃをつぶしながらよく混ぜ合わせる。
かぼちゃの栄養
鮮やかなオレンジ色が特徴の緑黄色野菜。甘くホクホクした食感なので、お子さまにも人気の野菜ですよね。
このオレンジ色は、体内でビタミンAに変化する“βカロテン”の色味です。
・抗ガン作用
・体内のサビを防ぐ、抗酸化作用
・かぜなどの感染症の予防
に効果があるとされています。油と一緒に食べると栄養の吸収率がアップするため、マヨネーズやごまドレッシングと一緒に食べるのがおすすめ。
おいしいかぼちゃの見分け方
おいしいかぼちゃの見分け方は…
・手に持ったときにずっしりと重みがあるもの
・ヘタの切り口が枯れているもの
が追熟されているサインに。まだの場合は、自宅でしばらく置いてから食べるようにしましょう。
またカット済のかぼちゃは…
・果肉のオレンジ色が濃い
・わたの部分が乾いてないもの
を参考に選ぶようにしましょう。
かぼちゃの保存
丸ごとの状態であれば、常温で長期保存が可能です。
ス―パーなどで販売されているカットずみのかぼちゃは、種とワタの部分を取り除いてから保存するようにしましょう。
また加熱したかぼちゃは冷凍保存もできます。つぶした状態で冷凍しておけば、ポタージュ作りに使えて便利です。
旬の野菜はいいことだらけ!
スーパーに行けば1年を通してさまざまな野菜を食べることができますが、旬の時期は栄養価がアップしてくれたり、お値段も安いのでいいことだらけ!
食べなきゃ損!ですよね。
弱火でじっくりと加熱すると甘みが増すため、蒸して食べてもおいしくいただけます。
かぼちゃの水分が多い場合は、ラップ無しで電子レンジで加熱してあげると、適度に水分が抜けるので試してみてくださいね。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや業務スーパーの冷凍食材を使ったアレンジレシピが得意。現在は-10kgのダイエット経験と特定保健指導の経験を活かしたダイエット情報を発信中。Instagramのアカウントは、@gk_hiroka
編集/サンキュ!編集部