みんな大好き!お箸が止まらない《豚肉のおかずレシピ4》
2023/09/23
忙しい平日の肉献立はコレに決まり!豚肉でラク~に作れる4つのレシピをご紹介。カレー粉でパンチをきかせたり、から揚げにしてみたり、ご飯が進むうえに家族が喜ぶ&ジューシーで食べ応えも抜群です。
<教えてくれた人>: 料理研究家 小林まさみ
料理研究家。わかりやすく作りやすい料理を提案。鮮魚店の娘として生まれ育ち、魚がおいしい港町を巡る旅が好き。
豚こまのカレーにらたま
カレー粉をひとふりしてパンチをきかせて!
材料(4人分)
豚こま切れ肉…300g→塩小1/4をもみ込む
卵…4個→溶きほぐす
にら…2束(200g) →長さ5cmに切る
玉ねぎ…1/2個(100g)→幅5mmのくし形切り
カレー粉…小1
[A]
しょうゆ…大1/2
塩…小1/6
サラダ油…大2
作り方
(1)卵を炒める
フライパンに油大1を強火で熱し、溶き卵を入れて大きく混ぜて火を通し、半熟状になったら取り出す。
(2)肉、野菜と炒め合わせる
(1)のフライパンを拭いて油大1をたし、豚肉、玉ねぎを強めの中火で炒める。肉の色が変わったらカレー粉を加え、なじむまで炒める。にらを加えてさっと炒め、[A]を加えて炒め、(1)を戻して炒め合わせる。(小林)
献立アイデア
・貝割れ菜とのりの即席スープ
・金時豆(なんか市販の煮豆)
豚こまから揚げ
ジューシーで食べ応え抜群。箸が止まらない!
材料(4人分)
豚こま切れ肉…500g
〈下味の材料〉
おろしにんにく、おろししょうが…各2かけ分
酒、しょうゆ…各大2
砂糖…小1
卵…1個
薄力粉、片栗粉…各大3
塩、こしょう…各適量
揚げ油…適量
サラダ菜…適量
作り方
(1)下味をつけて丸める
ボウルに豚肉、下味の材料を入れて、よく手で混ぜる。ピンポン球くらいの大きさに軽くまとめる。
(2)揚げる
油を中温(170度)に熱して(1)を入れ、こんがりと色づくまで揚げる。器に盛り、サラダ菜を添える。(野口)
献立アイデア
・揚げなすのめんつゆびたし
・冷ややっこ(ねぎと削り節のせ)
豚ときのこの酸辣(サンラー)炒め
身近なきのこでシンプル炒め。ご飯にかけてもおいしい!
材料(4人分)
豚こま切れ肉…300g→塩小1/4をもみ込む
まいたけ…1パック(100g)→ほぐす
えのきだけ…大1袋(200g)→長さを2~3等分に切る
ねぎ…1本(100g)→幅5mmの斜め切り
[A]
水…400ml
顆粒鶏ガラスープの素… 小1/2
酢…大2 1/2
しょうゆ…大1 1/2
塩…小1/4
水溶き片栗粉(片栗粉大2を同量の水で溶いたもの)
ごま油…大1/2
ラー油…小1
粗びき黒こしょう…少々
作り方
(1)炒める
フライパンにごま油を強火で熱し、豚肉を炒め、色が変わったらねぎ、きのこを加えて油が回るまで炒める。
(2)味つけしてとろみをつける
[A]を加え、ひと煮立ちしたら、水溶き片栗粉でとろみをつける。器に盛り、ラー油、黒こしょうをふる。(小林)
献立アイデア
・さつまいものごまあえ
・豆腐バー
豚の酢照り焼き
ピーマンがベストマッチ。腹ペこ家族が大喜び!
材料(4人分)
豚肩ロースしょうが焼き用肉…400g→半分に切って薄力粉を薄くまぶす
ピーマン…4個→縦4等分に切る
〈合わせ調味料〉→混ぜ合わせる
しょうゆ、酒、酢…各大2
砂糖…大1
塩 少々
サラダ油 大2
作り方
(1)焼く
フライパンに油を熱し、豚肉とピーマンの両面を中火で焼く。
(2)味つけする
ピーマンが焼けたら塩をふって取り出す。豚肉には合わせ調味料を加え、全体にからめて火を止める。(野口)
献立アイデア
・セロリの葉きんぴら
・油揚げと根菜のみそ汁
お料理を始める前に
● 分量の表記は、大さじ1(15ml)=大1 小さじ1(5ml)=小1です。
● ひとつまみ=親指、人さし指、中指の3本でつまんだ量 少々=親指と人さし指でつまんだ量 1カップ=200ml です。
● 豚肉、鶏肉、牛肉は水けを拭いてから調理してください。
● 野菜は、特に表記がない限り、きれいに洗い、しん、根元、石づき、へた、がく、種、わたを除いてから調理してください。
● IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
● 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
● 電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
<教えてくれた人>
・小林まさみさん
料理研究家。「毎日の食事作りは、ひとまずメインを作ったら、自分の気持ちと体の余裕と相談し、時には市販品を上手に使うと気がラクになりますよ」。
・野口真紀さん
料理研究家。「家のおかずはシンプルで簡単なラクにできるものがいちばんですね。どれかひとつでも繰り返し作りたいレシピを見つけてもらえたらうれしいです」。
参照:『サンキュ!』2023年10月号「肉の献立30日分考えちゃいました!」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。調理/小林まさみ、野口真紀 撮影/田村昌裕 スタイリスト/福泉響子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部