日本のヤム、長目

やらなきゃもったいない!長芋と明太マヨのやみつき副菜を野菜ソムリエが解説

2023/11/05

これから年末に向けて出荷量が増えていく長芋。

すりおろしてトロロにするとさまざまな食材に合わせることができますが、ちょっと献立がマンネリ化してしまうという人もいるのでは。

今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、ごはんにもお酒にも合う長芋のやみつきおかずを紹介してもらいます。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を...

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長芋と明太マヨのオーブン焼き

長芋料理

[材料]2~3人分
・長芋…10~15cm
・明太子…1腹
・マヨネーズ…大さじ1

[作りかた]
1.長芋は皮を剥き、1cm弱くらいの輪切りにする。
2.明太子はほぐしながらマヨネーズと和える。
3.輪切りの長芋の上面に2.を塗るように載せて、オーブントースターで焼く。
(筆者の自宅のトースターの場合は、800Wで5分焼いています。)

※明太子の代わりにたらこでもおいしくできます。
※明太子(たらこ)とマヨネーズは、見た目で1:1くらいの量であれば、こまかく計量しなくてもつくることができます。
※ご自宅のオーブントースターに合わせて焼き時間を調整してください。

ほんのり火がとおってトロッとした長芋がたまらない

長芋料理

今回使う材料は、長芋にしても明太子(またはたらこ)にしても生で食べられるものばかりなので、加熱で完全に火をとおさなくてもOK。明太子が好みの焼け具合になって、全体が温まっていれば大丈夫です。

長芋にほんのり火がとおった状態で、生のシャクっとした食感からトロっとした食感に変わるか変わらないかぐらいの状態を楽しめます。

また今回は、カイワレ大根をトッピングしていいますが、そのままでも、あるいは青ネギや大葉を載せてもおいしいです。

みずみずしい秋冬の長芋を楽しもう!

白い背景に中国のヤム
chengyuzheng/gettyimages

長芋は、春~初夏と秋~初冬の年2回の旬があります。

もともと秋~初冬に通常の収穫期を迎えるのですが、その時期に掘り出さずに地中に残しておき、それを春になってから掘り出す地域があるためです。

いわば秋~初冬のものが “新物”、春~初夏のものが “熟成もの”といった具合で、 “新物”の季節である今はみずみずしい食感になります。

アクも少なくシャキシャキとした食感が楽しいので、今回ご紹介したレシピのように、少し厚さのある輪切りにすることで存分に味わえます。

昔から滋養によいことが知られ、漢方にも利用される長芋。

ぜひいつもと違う食べ方も含め、旬の味を楽しんでください。



■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。インスタグラムは@megumi_kitchen_and_atelier。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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