べんとうにも使える旬おかず「豚肉と菜の花のみそ炒め&キムたま」が絶品!
2024/04/19
ほろ苦い菜の花はみそ味によく合う!キムたまはおべんとうのおかずにも◎。
主菜から取りかかります。菜の花を蒸し焼きにするのと並行して、ほかの材料の準備を。菜の花をいったん取り出し、主菜、副菜の順に炒めて完成です。
豚肉と菜の花のみそ炒め
●材料(4人分)
豚こま切れ肉…300g
菜の花…2束(400g)
新玉ねぎ…1個(200g)
サラダ油…大さじ1/2
[A]
酒…大さじ2
塩…ひとつまみ
片栗粉…大さじ1
[B]
みそ…大さじ3
酒、みりん…各大さじ2
●作り方
(1)下ごしらえをする
菜の花は長さを半分に切って、太い茎は縦半分に切る。玉ねぎは縦半分に切ってから横に幅1cmに切る。豚肉はボウルに入れ、[A]をもみ込む。[B]は混ぜ合わせる。
(2)菜の花に火を通す
フライパンに菜の花を広げ入れて水大さじ4を回し入れ、ふたをする。中火にかけて約4分蒸し、ふたを取って余分な水分をとばし、一度取り出す。
(3)炒める
(2)のフライパンに油を入れ、豚肉を炒める。肉の色が変わったら玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎが透き通ってきたら(2)の菜の花を戻して[B]を加え、全体にさっと炒め合わせる。
(熱量271kcal、塩分2.1g)
キムたま
●材料(4人分)
卵…6個
白菜キムチ…150g
[A]
塩…ひとつまみ
しょうゆ…小さじ1
ごま油…大さじ1 1/2
●作り方
(1)卵にキムチを混ぜる
キムチは幅約1cmに刻む。卵を溶きほぐし、キムチ、[A]を加えて混ぜる。
(2)炒める
フライパンに油を強めの中火で熱し、(1)を流し入れる。大きく混ぜて半熟状になるまで火を通す。(熱量158kcal、塩分1.9g)
食べてみました
【編集担当】ほろ苦い菜の花はみそ味によく合いますね。豚肉と一緒に炒めものにするときのコツはありますか。
【市瀬さん】菜の花は茎が硬いので、先に1回蒸し焼きにしておくと一気に炒めものができます。また豚肉に片栗粉をまぶしておくと味がからみやすく、硬くならずジューシーに仕上がります。
【編集担当】これはおべんとうのおかずにもいいですね。
【市瀬さん】べんとう箱には汁けをきって入れるようにします。主菜の炒めものが濃い味なので、もう一品はまろやかなスクランブルドエッグです。キムチは炒めると辛みもマイルドになります。今日はふんわりと半熟状に火を通していますが、しっかりと卵に火を通せば、おべんとうのおかずにもできますよ。
<この特集のレシピについて>
・野菜は特に表記のない限り、よく洗い、しん、へた、わた、種、根元、石づきを除いてから調理してください。
・肉、魚は水けを拭いて、鶏肉は余分な脂や筋を除いてから調理してください。
・フライパンは、直径28cmのフッ素樹脂加工のものを使用しています。
・電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
・IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
・気温の高い時季はべんとうが傷みやすいので注意してください。気温25℃以上の日には生野菜を避け、卵、肉、魚類にきちんと火を通すことをおすすめします。
※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。
※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満です。
<教えてくれた人>
市瀬悦子さん
料理研究家。作りやすいご飯に合うおかずが大人気。著書『食材2つで大満足弁当』も好評発売中。
参照:『サンキュ!』2024年5月号「べんとうにも使えるおかず」より。掲載している情報は2024年3月現在のものです。調理/市瀬悦子 撮影/野口健志 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部