ひき肉と大根のカレーチーズは最強!大根をフライパンに広げ、焼いてから炒めていったん取り出します。その間にスープの鍋を火にかけます。フライパンと鍋に順に材料をたしていけば、20分でスタミナ献立が完成!
ひき肉と大根のカレーチーズ
●材料(4人分)
合いびき肉…400g
大根…1/2本(600g)
赤パプリカ…1個
ピザ用チーズ…100g
サラダ油…大さじ1
薄力粉…大さじ1
[A]
おろしにんにく…小さじ1
カレー粉…小さじ2
しょうゆ、砂糖…各大さじ3
●作り方
(1)下ごしらえをして大根を炒める
大根は厚さ5mmのいちょう切り、パプリカは一口大に切る。[A]は混ぜ合わせる。フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、大根を広げ入れて約3分片面を焼き、さらに透き通るまで約3分炒め、一度取り出す。
(2)ひき肉とパプリカを炒める
フライパンに油大さじ1/2をたして中火で熱し、ひき肉を入れ、ほぐしながら炒める。肉の色が変わったら薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。パプリカを加えてさっと炒める。
(3)大根を戻し入れて仕上げる
(1)の大根を戻し入れ、[A]を加えて炒め合わせる。中央にピザ用チーズをのせ、ふたをして弱火で約2分蒸し焼きにして、チーズを溶かす。
(熱量439kcal、塩分2.7g)
豆苗のかきたまスープ
●材料(4人分)
豆苗…1袋(正味100g)
卵…2個
[A]
水…800ml
顆粒鶏ガラスープの素…小さじ2
塩…小さじ2/3
こしょう…少々
ごま油…小さじ1
●作り方
(1)下ごしらえをする
豆苗は長さを4等分に切る。卵は溶きほぐす。鍋に[A]を入れて混ぜ、強火にかける。
(2)豆苗を煮て卵を入れる
煮立ったら豆苗を加え、中火で約2分煮る。溶き卵を回し入れ、ふわっと浮いたら火を止め、ひと混ぜする。
(熱量55kcal、塩分1.7g)
食べてみました
【編集担当】大根がしんなりして柔らかく味がよくしみて、おいしいです。チーズともよく合って、ずっと食べ続けたくなります。
【市瀬さん】大根の炒めものは、フライパンに広げ入れて、初めの3分くらいはさわらずによく焼くことがポイントです。ところどころに焼き色をつけると香ばしさが加わり甘みも出ておいしくなります。また、しんなりするので肉と炒めたときによくなじみます。
【編集担当】大根をあらかじめレンジ加熱しないで炒められるのは、手間がかからなくていいですね。
【市瀬さん】大根は厚さ5mmに薄めに切ればレンジ加熱の必要はありません。根菜のしっかり味のおかずなので、豆苗の塩味のスープを合わせました。卵を入れるとたんぱく質もとれて寒い冬におすすめです。
<この特集のレシピについて>
・特に表記のない限り、野菜はよく洗い、皮をむいて、へた、わた、種、根元を除くなど下ごしらえをしてから調理してください。
・鶏肉は水けを拭いて余分な脂を除いてから調理してください。
・電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。ラップはふんわりと掛けます。
・IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。
※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満です。
<教えてくれた人>
市瀬悦子さん
料理研究家。身近な材料と調味料で作りやすい、ご飯の進むがっつりおかずが大人気!
参照:『サンキュ!』2025年2月号「寒い日のスタミナおかず」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。調理/市瀬悦子 撮影/野口健志 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部