鍋料理

入れるだけ!面倒な作業なし!いつもの鍋料理を劇的においしくする食材とは

2025/01/28

冬になると食卓にくり返し登場する鍋料理。もちろんおいしいし体も温まるものの、やっぱり何度も食べていると飽きてしまいますよね。

今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、入れるだけでいつもの鍋料理がグンと変わるおすすめの食材を教えてもらいます!

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を...

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そのままちぎって入れちゃう!プルプルしみしみがたまらない

餃子の皮

いつもの鍋料理が飽きてきたとき、ぜひ入れてもらいたいのが餃子の皮です。「水餃子やワンタンを入れるならわかるけど、皮をそのまま入れるの?」と思われるかもしれませんが、本当に皮を直接入れるだけ。適当に手でちぎって、そのまま鍋に投入してください。

料理

じつは筆者の家では、もともと餃子を作って余った皮を翌日にスープや味噌汁にちぎって入れていたのですが、あるとき鍋料理にも加えてみたところ、適度に煮汁がしみて、食感もほどよくプルプルで、想像以上においしかったのです。

入れるのはどんな鍋料理でもOK!定番の和風の鍋でも、チゲ鍋のような韓国風の味つけでも、よく合います。

ほかにもある!入れるだけで鍋が変わるアイテム

ポテトチップス

今回、筆者のイチオシとしてお伝えしているのは餃子の皮なのですが、じつは餃子の皮のような「ペラペラした炭水化物」には、ほかにも鍋と相性がよいものがあります。

たとえば、ポテトチップス。これは最近、SNSなどでも話題になったことがあるので、見たことがある人もいるかもしれません。鍋に入れてからあまり時間を置かずにパリパリ感が残る状態で食べるのもおいしいですし、時間が経ってやわらかくしみしみになった状態もおすすめ。開封して食べ切れずにちょっとシケてしまったポテトチップスでも大丈夫です。

また、東北の郷土菓子のひとつで、最近は各地のスーパーでも売っている南部せんべいも、適当に割って入れて少し煮ると、煮汁を吸ってふわふわでおいしくなります。南部せんべいは東北では醤油系の汁物に入れて「せんべい汁」として食べますし、相性がいいのも納得ですよね。

簡単な「ひと工夫」で鍋料理を変身させよう

鍋料理は手間をかけてさまざまな出汁を取ったり珍しい食材を入れたりすれば、もちろんいつもと味わいが変わっておいしくなりますが、なかなか忙しい日常のなかで手間をかけられないことも。そんなときは、ぜひ今回ご紹介した「そのまま入れるだけ」の食材を使って、面倒な作業なしで鍋を変身させてみて。まだまだ冷え込む日が続く季節、おいしく温かく過ごしてくださいね。

■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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