覚えておきたい!旬の「桃」の上手な保存方法
2024/08/16
夏が旬の桃は、傷みやすく日持ちがしないフルーツ。
少しでもおいしい状態で保存しておきたいですよね。
今回は、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんが上手な保存方法をご紹介します。
冷やさず常温保存がおすすめ
フルーツは冷蔵庫で冷やして保存するものが多いですが、桃は非常にデリケート。
冷気にとても弱く、長時間冷気にあたると甘さが抜けてしまいます。
そのため桃は、常温保存がおすすめ。
さらに皮が薄く水分も抜けやすいので、しっかり保護してあげることも大切です。
上手な桃の保存方法
(1) 1玉ずつやさしくキッチンペーパーで包む。
(2) ポリ袋に入れて、口をしばる。
(3) 買ってきた時のフルーツキャップに入れる。
(4) 直射日光やエアコンの冷気が当たらない室内で保存する。
食べる1〜2時間前に冷蔵庫へ
常温保存が適しているとは言っても、暑い時季にはちゃんと冷えた桃を食べたいですよね。
食べる1〜2時間前に、保存していた状態のまま冷蔵庫へ入れて冷やすのがおすすめです。
2時間以上冷やすと、低温障害で甘みが抜けはじめてしまうのでご注意くださいね。
夏のフルーツ「桃」をおいしく楽しもう
取り扱いに注意していても、上手に保存できていなかったというかたは、もしかしたら保存場所に原因があったかもしれません。
贈答品としても選ばれる桃は、ちょっといい日に食べたいフルーツでもありますよね。
だからこそ、おいしい状態で保存して旬の桃を楽しみましょう。
■執筆/小島香住…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する""野菜ソムリエプロ""。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。
編集/サンキュ!編集部
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