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プロ主婦の家事マインド!「誰かのための家事」をやめるとラクになる

2023/10/15

毎日家事を一生懸命にしている主婦のみなさん、おつかれさまです。「家事をがんばっているのに誰にも認めてもらえない、何のために毎日家事をしているのだろう…」なんて気持ちになることってありませんか?

今回は、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイターで「プロ主婦」を名乗って活動をしているマミさんが、「家事マインド」をお伝えします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生か...

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家事は自分のためにする!

夕飯

掃除をしたり、ごはんをつくったり、毎日やることが多くあると「自分ひとりだけだったら適当に済ませるけれど、家族のためにちゃんとやらなくては」と思っていませんか?

でも、誰かのためにやっていると、見返りがないとむなしくなることも。「ありがとう」くらいは言ってほしいと思いますよね。もちろん、それも大切なことですが、誰かのためと思いながら家事をしていると、辛くなってきます。

だったら、「家事は全部、自分のためだ」と思ってやってみるのはどうでしょう?そうすると、意外とラクにできるんですよ。

家事は自分の気分をアゲる手段のひとつ

スコーンとコーヒー

家が散らかっていたり、洗濯物が溜まっていたりすると、単純に気分がよくないですよね。しかも、だんだんと「ちゃんとできていない私はダメだな…」なんて、自己嫌悪に陥る場合もあります。

家が片づいていて家事が終わっていると、とっても気分がよくなりなりませんか?私は、自分の気分をアゲるために家事をしていると思っています。気分をアゲる手段のひとつが家事です。

家が整うと気分がいいし、なんだか頭もクリアになる気がするんです。終わっていない家事、片づいていない場所があると、いつも心の片隅に「アレをやらなくては…」と思い続ける「引っかかり」のようなものがついて回ります。

でも、家事が終わっていると、その「引っかかり」がなく、心が晴れやかなんです。その気持ちになるために、私は家事をするんだなと思っていますよ。

ラクにできる仕組みを考える

同じハンガー

「家政婦経験もあるし、家事が得意だからそんな風に思うんでしょ?」と感じるかもしれません。でも、元々は家事が好きなわけでもありませんでしたし、今も面倒に感じる家事がたくさんあります。

面倒な家事を後に回してしまうと、もっと面倒になるため、ラクにできる仕組みを考え、面倒でなくなるようにしています。全然完璧な家事ではありません。自分ルールの家事ばかり。

たとえば、トイレ掃除はブラシがいらない洗剤を使って、トイレブラシをやめてしまうとか、ハンガーにかけられる洗濯物はすべてハンガーにかけて、乾いたらたたまずにそのままクローゼットにかけるとか。

どうやったら面倒な家事がラクにできるか?を、考えるのも面白いと思っています。

「たかが家事」ではない立派な道だと思う

家事って、やれて当たり前で、ちゃんとできない人はダメみたいな雰囲気がありますが、そんなことはないと思います。「たかが家事」なんて言われてしまうこともありますが、それは違う!「家事道」と言っていいくらい、それぞれの思いややり方がありますよね。家事は立派な道です。自分のためにその道を究めるのもいいじゃないか!なんて思っていますよ。

■執筆/マミ…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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