手軽にバランスよくを叶えるなら「ワンプレート冷食」もあり!管理栄養士目線でのおすすめポイントとは?

2024/11/04

忙しいときや疲れたときには、手間をかけずにおいしいご飯が食べられたら大助かり!
今回は、管理栄養士のゆかりさんが、そんなときでもバランスよく満足感のあるご飯が温めるだけで食べられる「冷凍食品」についてご紹介します。
カロリー、塩分など栄養的な面だけでなく、味やボリュームなどもチェックしてみたので参考にしてみてくださいね。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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今回試したのはコチラ!

以前からスーパーやドラッグストアで目にして気になっていた、ニップン株式会社が発売している「五穀梅ご飯と彩り野菜とバジルチキン」を購入してみました。

一袋に、主食(ご飯)と主菜(たんぱく質)、副菜(野菜やいもなど)が詰まっているので、単品料理に比べて栄養バランスが整いやすく、これでおいしいのであれば言うことなし!

おいしさと合わせて、どれくらいこだわってつくられているのかを管理栄養士目線でチェックしみることに。

食べるための準備はコレだけ!

パッケージ(外袋)から取り出すと、無漂白の仕切りがついた紙トレーに料理が盛られ、その上から透明フィルムがかかった状態になっていました。

食べる際には、その透明フィルムをつけたまま電子レンジに入れ、500Wであれば6分ほど、600Wの場合には5分30秒くらい温めるだけでよいとのこと。

筆者の場合は、表示の時間通りで問題なく全体が温まっていることを確認しました。

フィルムに包まれたままなので、取り出しても料理の蒸気で底がびしょびしょに濡れることもなく、耐熱皿などにのせなくてもいい、というのが好印象でしたよ。

紙トレーの飛び出た端をつかめば熱くはありませんが、料理に近い部分は高温になっているので、火傷に注意して電子レンジから取り出すようにしなければいけません。

実際に食べてみると……

出来立ては、パッケージの料理写真に近い仕上がりに。

わざわざ筆者はやりませんでしたが、茶碗や大きめの皿に取り出して盛り付けると、遜色ない見た目になるのではないでしょうか。

紙トレーに入ったままでも十分ボリュームを感じますし、何よりも具材の種類が多くて大きめの具材が彩り良く入っていたので、食欲がそそられましたよ。

ちなみに、筆者が食べた中身はつぎのとおり(計量できるもののみ表示)。

・五目梅ご飯……130gくらい
・鶏肉……4切れ
・なす……3切れ
・さつまいも……3切れ
・にんじん……1切れ
・れんこん……1/4カットくらいが8切れ
・ブロッコリー……小さい房が5個

鶏肉はパサつき感もなく、さつまいもには甘みも感じられました。実際に食べてみると、さまざまな食感や大きさのちがいがあったので思っていた以上の食べごたえも◎。
また、バジルソースは鶏肉を中心にかけられているのですが、量が多めなのでほかの食材をからめて食べることも十分にできました。

ご飯はカリカリとした粗みじん切りの梅干しが入っているほか、ほんのりとした塩気も全体に感じられました。
そのため、先におかずを食べ切ってしまった場合であっても、ご飯だけを食べ進めることができるのはよいと思いました。

栄養価とおすすめの食べ方

これだけ華やかで食べごたえもあるのに、とにかく低カロリーなのがすごい!

1袋で378kcalしかエネルギーがなく、しかも塩分相当量が2.1gというのが素晴らしい。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、女性の1日分の推定エネルギー必要量が約2,000kcal(※1)、塩分の1日の目標量は6.5g未満(※2)に設定されています。

そのため、もう一品サラダなどの味付けが濃くない料理を組み合わせて食べても、カロリーや塩分に配慮して食べることができてしまうのです。

個人的には、忙しいけどちゃんと食べたい、体に負担をかけずおいしいものを食べたい、という人に強くおすすめしたいと感じました。
もし、ダイエット中などで取り入れたいという人は、一番脂肪として溜め込まれやすい夕食や、遅めの夜食代わりに利用するといいかもしれませんね。

このほかにも、同じシリーズでつぎのような種類も。
「生姜ご飯ととんかつ卵とじ風」「五目御飯と鶏と野菜の黒酢あん」「鶏めしとチキン南蛮」「しそひじきご飯とチキンカツ」「あさりご飯とさばの味噌煮」

いくつか気になるメニューがあるので、今後見つけ次第食べ比べをしてみようと思います。
気になった人も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

※1……18~74歳の身体活動レベルふつうの平均値。
※2……高血圧などの場合を除く値。

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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