【管理栄養士監修】「餃子」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ
2021/09/05
この記事では「餃子」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい調理法や、食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
餃子を食べると太りやすい?
餃子を食べると太りやすいというのは本当でしょうか。
餃子はタンパク質、脂質、炭水化物の3大栄養素を含み、さらに野菜のビタミン、ミネラル、食物繊維も一度に摂取できるバランスのよい食品です。
栄養バランスに優れた餃子は、食べ方しだいでダイエット中にも楽しめる料理だと言われています。
餃子1食あたりのカロリー
餃子は肉や野菜などを合わせたあんを、小麦粉で練った皮で包んで加熱する料理です。具材に豚ひき肉・キャベツ・ねぎ・生姜・にんにくを使い、ごま油などで焼き上げた焼き餃子1食あたり(5個)のカロリーは337kcalです。
油で調理する前の1食分(120g・5個)の焼き餃子のカロリーは236kcal、1個あたりのカロリーは47kcalです。焼くときに油を使う分、カロリーが高くなる傾向があります。
餃子の炭水化物量は?
気になる餃子の炭水化物量はどのくらいでしょうか?焼き餃子1食(5個)あたりの炭水化物量は28.56gです。ごはん1膳(160g)あたり59.63gと比較すると、約半分の炭水化物量に当たります。餃子だけでみた場合は、あまり高いといえませんが、ごはんといっしょに食べる場合は炭水化物を多くとることになるので、注意が必要です。
餃子を食べる際の注意点
ダイエットをしていても、餃子を食べたくなるときもあるでしょう。そんなときの注意点をいくつかまとめています。
餃子をどうしても食べたくなってしまったときの参考にしてください。
野菜を多めに入れる
餃子を手づくりする際は、あんに多くの野菜を入れましょう。餃子に入れる定番の野菜はキャベツや白菜、ニラなどです。
カロリーの高い肉を減らす代わりに野菜をたくさん入れることで、食べ応えを損ねずにカロリーを抑えられます。さらにこれらの野菜はビタミンやミネラル、食物繊維を含んでいるので、体の調子を整えてくれる働きがあります。
また、餃子のあんに混ぜてしまうことで野菜を食べやすくなるため、野菜嫌いのお子さまにもおすすめです。
一度に食べる個数を決める
餃子には食欲を増進するしょうが、にんにく、にらなどが使われることが多いので、つい食べすぎてしまうこともあるでしょう。そのようなことにならないよう、餃子を食べる際は、一度に食べる個数を決めておきましょう。また、カロリーや中に入っている具材の状態をみて、食べ応えのある大きい餃子の場合はいつも食べるよりも個数を減らしたり、野菜がメインの餃子を選ぶこともおすすめです。
大量につくってしまったときは、焼く前に冷凍にしておくと、あとで簡単に調理して食べられるので便利です。
餃子を食べるなら量に注意!ほどほどに楽しもう
餃子は栄養バランスがよくおいしい料理ですが、量を食べすぎてしまうとカロリーや糖質のとりすぎになってしまいます。ここで紹介した餃子のヘルシーな調理法や食べ方を参考にして、食べる際は量をほどほどにして楽しみましょう。