ラク〜に"続く"ルールで予算オーバーしない献立って!?1か月分のべんとうを大公開
2021/01/28
かんたんべんとう達人トマさんの気になる平日の1カ月べんとう、すべてお見せします!メインに冷凍食品をうまく活用し、寝坊しても作れちゃう!無理のないラクテクで月食費の予算を守るコツを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 トマさん(宮城県 34歳)
●長男8歳 ●長女4歳
事務職の正社員。"節約の鬼" 時代を経てたどり着いた、シンプルやりくりが人気。
毎日続けるためなら、べんとうは冷食メインで上等!
食事作りは「ラクに続ける事が大切」と割り切り、市販品やラクテクを駆使して食費を安定させているトマさん。なかでも力を入れているのが、べんとう作りです。「週2~3回夫婦でお昼を買うと毎回1500円くらいかかってしまい、お金がどんどん飛んでいく(汗)。なんとかしなきゃ!」と一念発起。「朝は苦手なので、毎日続けるために、メインは冷凍食品と割り切ってます。さめてもおいしいし、値段も安定しています。ほかにおかずを詰めたとしても、2人分で400 円もかかりません」。おかげで1カ月に1万円は節約でき、予算オーバーを防いでいます。
月食費4万5000~5万円
家族の食べたい物より私が作りたい物を優先!
自分が食べたくない物は、作る気にはなれないもの。「基本、自分が食べたい物を中心に1週
間分の献立を考えて、気分や疲れぐあいで変えることも」。ごはん作りをラク~に続けるには、割り切って自己中になるのも大事。
前はこんなに外食していた
疲れると外食やお総菜の購入に走り、食費をオーバーさせていたトマさん。月に2~3回ファミレスに行き、1カ月に1万円以上使っていたことも!
買い物は「安さ」より、「お疲れ度」で決める
どんなに安い店でも、疲れている仕事帰りに寄るのは嫌。「多少割高でも、余裕がなければネットスーパーを利用します」。ごはん作りを続ける極意は、自分をいたわる事にあり。
朝は「炊きたてご飯」と「果物」なら家族も満足
毎朝1日分をまとめて炊くから、朝食はつやつやの炊きたてご飯。「それだけでおいしいから、あとは果物やソーセージを添えるだけ。朝もラクだし、家族も喜びます!」。
副菜は同じでOK!
メインのおかずのほかに副菜も考えるなんて、大変すぎる!「毎日ほぼ同じ定番の物のほうが、子どももよく食べます」。
トマさんがよく作るプチおかず
ほかには、ポテトサラダやナムル、半端野菜のグリルなども。
切り干し大根の煮もの
かぼちゃの煮もの
青菜ともやしのおひたし
「魚を焼く」のが実はいちばんラクだった
魚料理=面倒って思いがちだけど、味つきの切り身なら、生魚をさわらずに焼くだけでラク。「バジル風味など、自分では作らない味の物をよく買います!」。
半端に残った麺は半ラー&半チャーに
インスタントラーメンが家族の人数分なくても、冷やご飯で作った炒飯を添えれば、買いたしは不要。「お店風なので外食気分も味わえちゃいます」。
寝坊しても作れるべんとうだから続く!
メインは冷凍食品だからしんどくない。
メインおかずは冷凍食品と割り切れば、ムダな食材を買わずにすむし、作るのもラク。「毎週2
~3袋買いたし、新商品を常にチェック!」。
日曜日にお宝食材を仕込む
水とめんつゆを1:1で混ぜ、ゆで卵を漬けた、味卵。「入れるだけで一品になるお宝食材。毎週作ってます!」。
あと1品はレンチン半端野菜
半端に残ったピーマンを、顆粒鶏がらスープの素とごま油をふってチンしてIN。「半端野菜はべんとうに入れて使い切ります」。
ふるさと納税はパウチのツナに限る!
おトク感大な肉も魅力だけど、一気に使っちゃった経験から、今年は日もちするツナを選択。静岡県焼津市のパウチ加工品は、缶詰より保管場所を取らないところも◎。
トマさんの平日の1カ月べんとう
毎朝、夫と自分用に作っているべんとう。夫用を大公開。
【月】
大好きなレモン&バジルのから揚げ入り!
今日のメインは甘辛味の豚カルビ!
おまけにゼリーを入れちゃった★
鶏つくねとナポリタンのワクワクメニュー。
【火】
寝坊した日はジャンボおにぎりべんとう。
しっとり鶏そぼろでご飯が進む~。
昨晩の残りの鶏チャーシュウが味しみ~。
夕ごはんの残りのドライカレー入り!
【水】
昨夜の残りのかぼちゃの煮ものをIN。
頑張って厚焼き卵を焼きました。
たまにはコンビニランチもOK。
夫の人気No.1豚の竜田揚げ。
【木】
味卵2切れ入りで豪華版!
焼きうどんに目玉焼きをトッピング。
地味だけどうまい、まいたけのグリル焼き。
ソースカツとナポリタンで洋食屋さん風。
【金】
夫が好きな焼きたらこをご飯にオン。
人気のきのこハンバーグとグラタン。
半端野菜を使い切りました。
すき間には、冷食の焼きそばを入れて。
参照:『サンキュ!』2021年2月号「実はラクしている1か月献立」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/林ひろし 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部
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