【管理栄養士監修】「アヒージョ」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ
2021/06/13
この記事では「アヒージョ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい調理法や、食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
アヒージョを食べると太りやすい?
アヒージョはオリーブオイルとニンニクで具材を煮込むスペイン料理です。オリーブオイルを使うので、アヒージョには健康的なイメージを持つ人もいます。しかし、オリーブオイルは油であることには変わりないので、ダイエット中などには食べ方に注意が必要な料理となっています。
ただし、食べ方に注意すれば、アヒージョのカロリーや炭水化物量を抑えられるので、これらが気になる場合はその方法を把握して実践してみましょう。
アヒージョ1食分のカロリー
アヒージョは使う材料や分量、つくり方などによって1食分のカロリーが異なります。定番食材の1つである海老を使ったアヒージョであれば、1食分(145.5g)で329kcalです。牡蠣を使ったアヒージョであれば、1食分(139.6g)で295kcalとなります。
1食分に使用されるオリーブオイルは大さじ2杯程度、それだけで200kcal以上を占めております。また、具材には肉が使われることもあります。
アヒージョはオリーブオイルを使い、具材には海鮮やキノコ、野菜などを使うので、健康的なイメージを持つ人もいますが、カロリーは決して低くないことは把握しておきましょう。
アヒージョの炭水化物量は?
海老のアヒージョの炭水化物量は1食分(145.5g)で1.72gです。また、牡蠣のアヒージョであれば、1食分(139.6g)で6.16gです。
アヒージョは使う具材によって炭水化物量が変わりますが、アヒージョには海鮮やキノコなどがよく使われますが、野菜の種類によっては、炭水化物量が多くなる可能性もあります。
アヒージョを食べる際のポイント
アヒージョは体によいイメージを持たれることもありますが、決してカロリーが低いわけではありません。
そのため、アヒージョをたくさん食べてしまうと、太る原因になってしまう可能性もあります。食べる際に少し工夫したり、食べ方を意識することで、カロリーを制限しているダイエット中でも安心して食べることができます。
ここからは、アヒージョを食べる際のポイントについて解説します。
オリーブオイルをつけすぎない
アヒージョにはオリーブオイルが使われています。オリーブオイルにはオレイン酸という、悪玉コレステロールを下げる作用を持った成分が含まれています。体にはよいですが、油に変わりありません。
そのため、アヒージョを食べるときにパンにオリーブオイルを染み込ませすぎたりするとカロリーや脂質が高くなってしまいます。あえてオイルを残すなど、オリーブオイルの量に注意するようにしましょう。
具材を工夫する
アヒージョは具材によってカロリーや炭水化物量が変わります。そのため、具材の内容によってこれらが高くなりすぎないように調節しましょう。
また、アヒージョを食べる際にはつけ合わせでパンも食べることもあります。しかし、パンは炭水化物量を一気に高めてしまうので避けた方がよいでしょう。
どうしてもパンもいっしょに食べたいという場合には、炭水化物量の少ない全粒粉の物を選ぶなどの工夫をしましょう。
食べる量に気をつける
オリーブオイルはほかの油に比べると太りにくく、抗酸化作用の効果が期待できる栄養が含まれています。また、具材によってもいろいろな栄養が得られます。
しかし、アヒージョも食べ過ぎてしまうとカロリーのとりすぎとなってしまいます。アヒージョはおいしくて、ついつい食べ過ぎることもあるので、食べる量には注意しましょう。
そのために、カロリーの低いおかずや、腹持ちのよいおかずを先に食べるなどしてからアヒージョを食べ過ぎてしまわないようにしましょう。
アヒージョをたくさん食べてしまったときの対処法
アヒージョは少量であれば体によい料理ですが、おいしいのでつい食べ過ぎることもあります。アヒージョはカロリーが高いので、食べ過ぎてしまった場合には対処するようにしましょう。
有酸素運動をする
アヒージョを食べ過ぎた場合には、そのカロリーを消費しましょう。ダイエットとしてウォーキングやジョギングなどのような有酸素運動でのカロリー消費がおすすめです。有酸素運動は脂肪を燃焼してくれます。
もし、アヒージョを食べすぎてしまった場合、無理をしない程度に、エアロビクス、サイクリング、水泳などの運動を行ってみましょう。
海老のアヒージョ1食分329kcalを有酸素運動で消費しようとすると、ウォーキングであれば100分前後、ジョギングでも60分前後の運動が必要です。
水分を多めにとる
アヒージョの具材にはキノコ類が使われることも頻繁にあります。そのキノコには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は腸内の環境を整えてくれて、ダイエットをサポートしてくれる効果が期待できます。しかし、食物繊維がその効果を発揮するためには水分が必要になります。また、水分をしっかりとることで代謝も上がり、太りにくい体づくりにつながります。
1日に必要な水分量は、厚生労働省によると2.5Lとされています。ただし、これを一気に飲むのではなく、1日にこまめに分けて飲むように心がけましょう。
アヒージョのカロリーについて知り食べ方を工夫しよう!
アヒージョはオリーブオイルが使われ、具材も海鮮やキノコなどがよく使われます。そのため、体によい料理というイメージを持つ人もいます。
しかし、アヒージョは体によい料理ではありますが、高カロリーなので食べ過ぎには注意が必要です。アヒージョは食べる際のいくつかの工夫で、そのカロリーを抑えられるので、その方法を知っておきましょう。