タンドリーチキン

【管理栄養士監修】気になる「タンドリーチキン」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/06/06

この記事では「タンドリーチキン」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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タンドリーチキンを食べると太りやすい?

スパイシーな香りで食欲がそそられるタンドリーチキンは、カロリーが高そうといったイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、消化を促進する香辛料などを使用したタンドリーチキンは、ダイエット中などでカロリーを気にしている場合でも安心して食べやすい料理と言えます。

タンドリーチキンには一般的には骨付きの鶏もも肉を使用することが多いですが、つくりかたや食べ方を工夫することで、よりダイエットに最適なメニューになるでしょう。

タンドリーチキン1食分のカロリー

インド料理である「タンドリーチキン」のカロリーは、1食分(156.5g)が177kcalとなっています。これは、皮なしの鶏もも肉をヨーグルト、にんにく、しょうが、ケチャップ、カレー粉などに漬け込んで焼いた場合です。

カロリーの中ではタンパク質の占める割合が一番高く、1食分で20.56gも含まれています。たんぱく質は筋肉をつくる材料として消費カロリー量に関わるため、高タンパクなのは嬉しいポイントです。

タンドリーチキンの炭水化物量は?

タンドリーチキンの炭水化物量は、1食分(156.5g)で6.03gです。

体のエネルギー源として使われる炭水化物ですが、摂りすぎは肥満につながるため注意が必要です。

タンドリーチキン自体は、炭水化物の摂りすぎの心配は少ないと言えますが、スパイシーな香りで食欲が進みやすいため、一緒に食べるごはんなどの主食の量が増えないようにしましょう。

タンドリーチキンを食べるときのポイント

チキン ・ ティッカ インド料理レシピ
LUNAMARINA/gettyimages

ダイエット中などにタンドリーチキンを食べるときには、さまざまなポイントがあります。

ここからは、タンドリーチキンをよりヘルシーにするために、調理や食べるときに取り入れやすい工夫について紹介していきます。

オーブンで調理する

タンドリーチキンをつくるときにオーブンを使用すると、ヘルシーに仕上げることができます。

フライパンで調理してもタンドリーチキンをつくることができますが、オーブン調理の方が油をあまり使わないためカロリーを抑えられるでしょう。

鶏皮を取り除く

タンドリーチキンを皮付きの鶏肉でつくると、ジューシーな仕上がりにはなりますが、どうしてもカロリーが高めになってしまいます。鶏皮には脂質が多くカロリーが高いため、皮を取り除いて調理することでカロリーが抑えられます。

100gで比較すると、皮なしの鶏肉は脂質が少ない分、80kcal以上も低くすることができます。

お肉の種類を工夫する

タンドリーチキンのお肉の種類を、鶏もも肉ではなく鶏むね肉にすることで、カロリーをさらに抑えることができます。

鶏もも肉は、鶏むね肉より脂質が多くタンパク質が少ないため、より低カロリーなタンドリーチキンにこだわりたい場合には皮なしの鶏むね肉で調理するようにしましょう。

食物繊維が多いものを先に食べる

空腹のときには、どうしても大量に食べたくなることが多いです。食物繊維の多い野菜やきのこ・豆類・こんにゃくなどを先に食べるようにすると、満腹感を得られやすくなるため食べ過ぎを防ぎやすくなるでしょう。

また、食物繊維によって、一緒に食べる料理の余分な糖質や脂質の吸収を抑えてくれる効果も期待できます。

タンドリーチキンを食べるときは、それらの食材が含まれたサラダやスープ、おかずなどを一緒に選ぶことをおすすめします。

タンドリーチキンのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

今回は、タンドリーチキンの1食分のカロリーや炭水化物量についてと、タンドリーチキンをつくるときに工夫次第でカロリーを抑えられるということを紹介してきました。

タンドリーチキンは味が濃いため、あまりダイエットには向いていないイメージがあるでしょう。

しかし、カロリーを抑えるための調理方法などを実践しながら、食物繊維の多い野菜などと一緒に食べるようにしたりすれば、ダイエット中であっても食べやすくすることができます。

タンドリーチキンのカロリーや炭水化物量について理解して、おいしく食べられるように工夫してみましょう。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


参考サイト

 
 

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