デスクワークで安定して働けることから女性に人気の事務職。そんな事務職に転職するにあたり、転職エージェント経由で転職しようと考える女性は多いのではないでしょうか?
しかし、どこの転職エージェントが事務職の転職にいいのかわからず、どこを選ぶかで悩みがち。
そこでこの記事では、事務職の転職に役立つ情報を、業界の裏情報まで含めわかりやすく解説している転職情報メディア『Career Theory』の編集部に解説してもらいます。
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執筆: CareerTheory編集部
最高の転職を実現するために、転職コンサルタントが業界の裏情報まで含め分かりやすく解説している転職メディア▶「...
1.事務職の転職におすすめの転職エージェント5選
事務職に転職するときにおすすめな転職エージェントを5社紹介します。転職エージェントの求人検索画面から「管理・事務」などを選ぶと、事務職の一覧が出ます。
ここから一般事務や営業事務など事務職求人の内訳が確認可能です。それぞれの特徴をくわしく見ていきましょう。
1-1.リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は転職支援実績NO.1の転職エージェントです(※1)。経験豊富なキャリアアドバイザーが登録者一人ひとりに合った転職サポートを行います。
求人数は業界最大級で、非公開求人だけで10万件以上保有しています。管理・事務職の求人数は、公開求人約6,000件で非公開求人約11,000件です。「数多くの求人から自分にあった仕事を見つけたい」ときにおすすめです。
※1.参考:厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)
1-2.パソナキャリア
『パソナキャリア』は、顧客満足度の高い転職エージェントです。オリコンの「転職エージェント顧客満足度調査」で3年連続1位に輝きました。
求人数は非公開を含め約5万件です。管理・事務の求人数は約7,000件にのぼります。事務職の求人は経理事務や人事事務、一般事務など詳しい条件をつけてかんたんに検索可能です。
一般事務・庶務は約600件で営業事務は約500件という結果でした。「初めての転職だから丁寧にサポートをしてほしい」というケースにおすすめです。
1-3.doda
『doda』は、日本最大級の転職エージェントです。事務職専門のスタッフが登録者の転職活動をサポートしてくれます。全体の求人数は非公開含め約10万件です。事務職は約3,000件を保有しています。
dodaは転職エージェントで扱う求人とともに転職サイトの求人も同じ検索画面に表示されます。求人要項の右上にある「応募する」ボタンがオレンジ色のものは転職エージェントサービスを受けられる求人です。
ちなみに、青色は直接応募する求人です。「直接応募できる転職サイトの求人も転職エージェントの情報もどちらも見たい」ときにも重宝します。
1-4.Type女性の転職エージェント
『Type女性の転職エージェント』は、女性の転職支援を専門に行っている転職エージェントです。関東エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)の企業の求人を中心に扱っています。
非公開求人数は約14,000件で公開求人数は約8,300件です。内、事務・オフィスワークの非公開求人は約250件と公開求人約150件を保有しています。
前述した総合転職エージェントと比べると少ないですが、関東エリアだけでこの求人数です。総合転職エージェントと比べると登録者数も少ないので、より手厚い転職サポートが期待できます。
1-5.マイナビAGENT
『マイナビAGENT』は、20代の転職支援を得意としている転職エージェントです。キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーが一丸となって登録者の転職をサポートしてくれます。
公開求人数は約3万件です。経営・企画・管理・事務の公開求人数は約5,000件で、非公開求人数が約6,000件にのぼります。マイナビAGENTのみの独占求人があることも魅力の一つです。
2.転職エージェントの求人数比較表
(2022年3月現在)
3.転職成功に導く転職エージェントの活用方法
転職エージェントの活用方法を4つ紹介します。
3-1.自分の強みを見つけてもらう
転職エージェントは、自分の強みを見つけてくれる転職のプロとして頼りましょう。自分のスキルや経歴を伝えると、転職エージェント担当者が事務職にいかせる実績を見つけてくれます。
たとえば、接客業をしてきたかたなら「コミュニケーション能力が身についているので関係各所とも連携がとれる」といったような強みを見つけてくれることがあります。
自分では短所と思っていた神経質な性格でも、「ミスのないよう丁寧に確認して書類作成が進められる」と評価してくれる可能性もあります。
自分ひとりでは分からない自分の強みを転職エージェント担当者に見つけてもらいましょう。それらの強みを事務職で活かせるようなスキルとして表現してもらうと、面接でアピールしやすくなります。
3-2.事務職の求人数が多いか確認する
転職エージェントを選ぶときは、求人内容をよく確認しましょう。求人数が多い転職エージェントでも内訳を見ると「営業職は多いけど事務職があまりない」ということもありえるからです。
また、求人内容を確認するときは、職種で検索して募集要項を読み込みましょう。大手企業の求人が多いところもあれば、ベンチャー企業の求人が豊富なところもあります。
一般的に、大手の転職エージェントは大手企業の求人を集めやすくなります。各転職エージェントが保有している求人の募集要項を見ていくと、どんなタイプの求人が多いのか傾向がつかみやすくなります。
3-3.自分を売り込むつもりで登録
転職エージェントに登録するときは、自分を売り込むつもりで登録しましょう。転職エージェント担当者に「高いスキルをもつ人材」と思われたほうが、条件のいい仕事を紹介してもらいやすくなるからです。
転職エージェント担当者が企業に人材を紹介するときは、企業のニーズにそったスキルをもつ人材でないといけません。ニーズを満たしていないと自社への信頼を失うからです。そのため、できる限り高いスキルの人材を企業に紹介したいという考えがあります。
自分のことをハイスキルな人材と思ってもらうために、できるだけ自分のスキルの高さを伝えるよう心がけましょう。登録時に、今までの実績や成果を担当者に伝えることが大切です。
3-4. 転職意欲の高さをアピールする
転職意欲の高さもアピールしましょう。転職意欲の高い人材の方が優先的に求人を紹介してもらいやすいからです。
転職エージェント担当者は、登録者に求人を紹介しても受けてもらえなかったり内定辞退されたりすることを恐れています。なぜなら、求職者に無理して転職してもらうわけにはいかないからです。
そのため、転職エージェント担当者は転職意欲の高い登録者の転職活動を優先的にサポートする傾向にあります。転職エージェントを効率的に活用するなら「いい職場があればすぐにでも転職したい」とアピールしましょう。担当者から熱心に転職支援してもらいやすくなります。
4.転職エージェントの注意点
転職エージェントを活用するときの注意点を紹介します。
4-1.担当者の意見に流されすぎない
転職エージェント担当者によっては押しの強いタイプもいるため、意見に流され過ぎないようにしましょう。仕事選びの軸をもっていると流されにくくなります。
仕事選びの軸は、以下のような要素を加味して決めます。
・給料
・残業時間
・年間休日
・福利厚生
・やりがい
5年後のライフプランを描いて、仕事に求める優先順位を決めましょう。もし子どもを産みたいなら、産休や育休制度の有無や取得のしやすさを仕事選びの軸にしたほうがいい可能性もあります。
また、プライベートを充実させていたいなら、年間休日や残業時間などを優先させるのもひとつの方法です。仕事選びの軸からかけ離れた仕事を紹介されたときは、応募を断っても問題ありません。断っても印象が悪くなることはないです。
むしろ自分が希望しない仕事内容を伝えられるので、より自分に合った仕事を紹介してもらいやすくなります。
4-2.応募企業のいい面と悪い面を確認する
応募したいと思える求人に出あえたら、応募企業のいい面と悪い面を確認しましょう。いい面だけしか知らずに入社すると、入社後にギャップを感じてしまう可能性があるからです。
『エンジャパンの「入社後のギャップと満足度」実態調査2018』によると、転職希望者の期待ギャップの低減には「転職サービスによる企業のポジティブ・ネガティブ両面の情報提供が重要」という考察がありました。
転職希望者は応募企業のいい面も悪い面も把握するほうが、入社後のギャップにつながりにくいといえます。転職エージェント担当者や同じ業界で働く友人、口コミなどを通して、応募企業の実態を把握するようにしましょう。
4-3.1社だけに絞り込まない
転職エージェントは1社だけに絞り込まないようにしましょう。複数社登録すると、より幅広く求人をみることができ、求人の取りこぼしが減るからです。
転職エージェントによって、得意分野があったり独占求人があります。ほとんどの転職エージェントは保有求人の8割ほどが非公開です。自分に合った求人や担当者と出あうために、3社ほど登録することをおすすめします。
5.事務職の転職成功につながるポイント
事務職の転職を成功させるポイントを紹介します。
5-1.笑顔と人当たりのよさを意識
事務職は笑顔と人当たりのよさが求められる傾向にあります。事務職はほかの職種の担当者から業務を依頼されることが多く、コミュニケーションの機会が多いからです。
事務職が依頼を受けて嫌な顔をしてしまうと、担当者が依頼しにくくなってしまいます。結果として社内の業務も滞りかねません。そのため、企業は事務職に人当たりのよい感じよさを求めています。面接では笑顔を心がけてヒューマンスキルもアピールしましょう。
5-2.事務経験は2年以上が望ましい
事務職で転職を考えているときは、事務経験が2年以上あることが望ましいです。なぜなら、即戦力として活躍できるからです。
とはいえ、2年も正社員で事務をしていないかたはいます。そういうかたは、経験期間の短さをフォローできるような強みを探しましょう。営業事務の場合は、事務経験がなくても営業職経験があれば歓迎されることも多いです。
5-3.基本的なOAスキルは習得する
事務職はパソコンを使って書類作成をしたりデータ入力をしたりすることが多い職種です。WordやExcelなど基本的なOAスキルは習得しておきましょう。
『(株)ビズヒッツの「【転職で役立ったスキルランキング】男女500人アンケート調査」』によると転職で役立ったスキル1位はOAスキルでした。
基本的なOAスキルは転職活動では必須ともいえます。そのため、職務経歴書を作成するときは、OAスキルがあるとわかるような実績も記載しましょう。
6.年齢別の事務職転職方法
20代と30代の年齢別事務職の転職方法を紹介します。
6-1.20代は人柄が重視されやすい
第二新卒や20代半ばごろまでは伸びしろに期待されるため、人柄が重視されやすい傾向にあります。事務職経験者は実務経験にくわえ、コミュニケーション能力や幅広い業務を正確にこなせる能力などをアピールしましょう。
コミュニケーション能力や幅広い業務をこなせるスキルは、今までの実績からアピールします。たとえば、営業担当のニーズをくみとった書類作成で商品受注につながった経験や、書類作成にくわえ契約確認もミスなく行っていた経験などを伝えます。
また、もしサービス業の経験があれば「顧客の気持ちに寄りそった対応でクレームを減らせた」実績などを伝えると顧客対応力などもアピールできます。
6-2.30代は専門的なスキルが必要
30代は事務職の実務経験と専門的なスキルが求められます。専門性の高さを伝えましょう。
専門的事務職について以下で例示しました。
貿易事務なら英語力をいかした実務経験アピール
貿易事務なら英語力をいかして書類作成や納期の調整などしてきたことを伝えます。「ビジネス英語力の高さ」と「活躍できる業務内容」がアピールできるからです。貿易事務はスケジュール調整をすることもあるため、折衝能力の高さを話すのもおすすめです。
医療事務は病院の規模と対応患者数を伝える
医療事務は勤務していた病院の規模や1日の対応患者数、資格の有無などを話します。業務処理のスピードが伝えやすくなるからです。
「患者対応で症状のヒアリングまで行っていた」などコミュニケーション能力を感じさせるエピソードも盛り込むようにしましょう。採用担当者に伝わりやすいように、数字や具体例を用いてアピールすることを心がけましょう。
7.事務職への転職におすすめ派遣会社3選
事務職は派遣社員が多い傾向にあります。『厚生労働省の「就業形態別労働者の状況」』によると、派遣社員の65.9%が「事務的な仕事」に従事していることがわかりました。
正社員が就いている仕事のなかでもっとも多いものは「管理的な仕事」になります。雇用形態より職種を優先させたい場合は、派遣会社の利用を検討するのもひとつの方法です。
事務職への転職におすすめの派遣会社3社と各社の関東エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)の求人数などを紹介します。
7-1.パソナ
『パソナ』は特別有給休暇制度や東京大手町にある企業内保育園の無料利用など、働きやすい環境が整っている大手派遣会社です。北海道から沖縄まで全国に拠点があります。
関東エリアの求人数は約5,000件で、うち事務系の求人は約2,500件です。サポート体制が整っているため初めて派遣会社を利用するかたにおすすめです。
7-2.アデコ
『アデコ』は、スイス本社の総合人材サービス企業です。アデコへの登録手続きはWebで完結します。
関東エリアの求人数は約5,500件で、オフィスワーク・事務系の仕事は約3,000件です。キャリアコーチ制度があるため、就業中もサポートしてもらいたいかたに向いています。
7-3.テンプスタッフ
『テンプスタッフ』は、派遣会社満足度ランキング2020年に1位を獲得しました。dodaを運営するパーソナルグループの派遣会社です。
関東エリアのオフィスワークの求人数は約9,000件です。一般事務や営業事務、英文事務などに絞り込んでも約7,000件あります。数多くの求人のなかから選びたいかたにぴったりです。
9.【まとめ】転職エージェントを活用して事務職に転職しよう!
事務職の転職におすすめの転職エージェントと転職エージェントの活用方法、注意点などを紹介しました。転職エージェントを活用するときは、求人内容をチェックして自分を売り込むつもりで登録しましょう。
面接では人当たりのよさや実務経験をアピールすることが大切です。ポイントをおさえた転職活動で、事務職への転職を成功させましょう。
■執筆・・・CareerTheory編集部
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