家族に何度も同じこと言ってる…!無限の片付け声かけ地獄を解決!
2021/05/09
「ママたちの面倒な家事」を調査したら、「家族に声をかけるのも労働です」と嘆く声を多数発見。お悩みを解決するために、過去号に登場した家事と収納特集のなかから厳選テクをご紹介します。
遊ぶ時間はもう終わりー!
<お困りママ1>
N・Tさん(兵庫県 34歳)
夫(39歳)、長男(5歳)、長女(2歳)の4人家族。現在は、育休中。
ごはん前や外出前、「もう終わりだよ!」と何度言っても片づけてくれません。どうしたら聞いてくれるの?
【やってみて!】「鳩さんが鳴いたら」が遊び時間終わりの合図
大人だって何かに没頭していたら、すぐ次の行動に移るのはむずかしい!鳩時計を使って「次に鳩さんが鳴いたら片づけようね」と事前に声をかけておけば、合図でスムーズに行動してくれます。
20年12月号掲載 Fukiさん(神奈川県 35歳)
【やってみた】「時間だ!」と自分から片づけてくれて驚き!
タイマーで挑戦。子どもたちは「あとどれくらいか」確認しながら遊んでいました。音があると、気持ちも切り替えやすいみたいです!
リビングに置きっ放しにしないでー!
いくら片づけても、夫にバッグや服を広げられて足の踏み場もありません。「せめて端に固めて」と、何度言っても効果なし(怒)。
【やってみて!】「かごにポイ式」で、夫の脱ぎ散らかしを撲滅
ドサッと置きたい&脱ぎ捨てたい夫には、物を入れる箇所の面積が広いかごや箱を用意。投げ込みやすいよう、ふたなしが◎。夫が物を置きがちな場所に設置して誘導しましょう。
21年3月号掲載 natsumikuさん(大分県 50歳)
【やってみた】面倒くさがりの夫でもできた!(涙)
投げこむ目印があるとわかりやすいらしく、ちゃんと中に入れてくれました!中がごちゃごちゃでも、収まっているだけでイライラは激減。
読んだら元の場所に戻してー!
読んだ絵本を戻してから次の絵本を出す約束なのに、守ってくれません。出しっ放しの日は、結局夜に私が怒りながらしまっています。
【やってみて!】絵本は色別ラベルで楽しく戻してくれる
絵本の背表紙にマスキングテープを貼って色分けすれば、どの本をどの棚に戻すのかが一目瞭然。「同じ色のグループに戻すゲーム」にしちゃえば、子どもも遊びながら楽しく片づけられます。
20年12月号掲載 Fukiさん
【やってみた】5歳の長男は「ゲームみたい」とノリノリ
ゲーム感覚が子どもにウケて大成功。今までは片づけるときも上段に押し込まれていたけど、この方法ならキレイに並べてくれます♪
食べ終わったら自分で下げてー!
<お困りママ2>
りとさん(神奈川県 35歳)
夫(35歳)、長男(1歳)の3人家族。現在は、育休中。
テレワークをしている夫の食事準備。正直、手間が増えました……。仕事が大変なのはわかるけど、自分が食べた食器くらい自分で下げてー!
【やってみて!】給食風のトレー配膳なら家族も運びやすい
キッチンカウンターにトレーを置き、各自で料理をのせてテーブルまで運ぶシステム。食後も各自で、トレーをシンクまで運んでもらうので、ママがキッチンとテーブルを行き来する時間をカット。
20年8月号掲載 yumihoさん(東京都 40歳)
【やってみた】(あの夫が!)、自分からシンクに運んでくれた!
トレーだと運ぶのがラクなのか、食後そのままシンクまで運んでくれました!作業が1つ減るだけで、気持ちもラクになりますね(涙)。
夫用のカトラリーは出しっ放しにしました。
テーブルの上に私物を置かないでー!
あまり開かない参考書、ハンドクリーム、スマホを拭くシート……。声をかけても「使うからしまわないで!」の繰り返しで(イラッ)。
【やってみて!】"とりあえずBOX"で散らかる範囲をセーブ
どうしてもテーブルに物を置きたいなら、食事や作業前に"とりあえず"どかせる箱を置きましょう。場所はテーブルの端や近くの棚に。深さがあると私物の巣になるので、浅い物がおすすめ。
20年8月号掲載 yumihoさん
【やってみた】「自分専用」に夫もご満悦でwin-win
A4サイズの浅い箱をセット。「自分専用の場所」というのが気に入ったようで、見事成功!「あれどこだっけ?」と聞かれなくなりました!
絵本はもうないないだよー!
何度「絵本はもうないないだよ」と言っても、しまうそばから絵本を出されて片づきません。
1歳半に片づけはむずかしいの……?
【やってみて!】背表紙の色別収納なら小さい子どもも片づけられる
絵本は大きさに関係なく、色別に収納する方法なら小さい子にもおすすめ。絵本はどうせまた出すし、背の高さや種類がバラバラでも本棚に収まっていれば片づいているように見えます。
21年2月号掲載 ベリーさん(東京都 40代)
【やってみた】1歳半の息子も色別ならできたー!
初めはむずかしそうだったけど、続けるうちに「どこに何をしまうか」をわかってくれました!収まっているだけで本当にすっきり!
参照:『サンキュ!』2021年5月号「収納と暮らし70」より。掲載している情報は2021年3月現在のものです。構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!