捨てて後悔したもの・捨てて良かったか後になって思い返してしまうもの

2022/12/03

スッキリした空間を目指すには、まずはもの減らすことも大事ですが、捨て過ぎは禁物です。
ものを捨てて後悔した経験があるひとも多いのでは。

今回は、忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザーの中村美幸さんが自身の経験を元に「捨てて後悔してしまうもの」を教えてもらいました。

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衣類

引っ越してきた当時、新築で綺麗に収納したいがために大量にあった衣類を10袋くらい処分しました。
産後だったこともあり、体型が変わりもう着られないと思ったのです。

時間が経つにつれ『やっぱり着られたかもしれない。もう少しだけ枚数残しておけばよかった…』と後悔。

冬に羽織っていた上着が足りなくなり、古着屋さんへ行き買い足すはめに。
今は物価が高騰して洋服も高く、気軽に買えなくなったので処分して数年経った今でも後悔しています。
特に冬物は捨てすぎ注意ですね。

処分するのではなく古着屋さんに持ち込んだほうが、あとで買い戻すことも出来るかもしれません。

アルバム

・卒業アルバムは引っ越しが多かった関係上、処分。
あっても見ないけれど、時間が経つと本当に捨てて良かったかな?と後から思うことがあります。

・夫が貰ってきた寄せ書き。
処分しようとしたらとても怒られてしまいました。この時に、人のものは勝手に処分したらダメだと勉強させられました。それからは夫のものはノータッチです。全て自分で管理してもらうようにしています。

・母の若かりし頃の写真アルバム。
実家を片づける時に整理しきれず、本人が病気のためお伺いを立てられず、処分するしか選択肢がありませんでした。
しかし、どうにか残しておけなかったか考えてしまいます。母から後で言われたりしないかと思うこともあります。
アルバムの増やしすぎは後々自分も家族も苦しめることに繋がりかねないです。
元気なうちに家族の人と話し合って整理するようにしましょう。もちろん、家族のものでも勝手に捨てるのはNGです。

大量にあったレジ袋

レジ袋は有料化される前まで、大量に袋が余っていなかったでしょうか。片づけ現場でもレジ袋がたくさん出てきたりすることがあります。

ずっと置いておくと、黒ずんだり黄ばんだりして衛生的で無いような気がするので、一旦リセットかける意味で処分しました。

しかし後になってから、花壇の手入れをする時にゴミが出るので、捨てる必要はなかったかもしれないと思いました。

使い方次第では処分の必要が無かった、汚れたもの用に取っておけば良かったと。
コロナもあってかちょっと神経質になりすぎてしまいました。

失敗しなければ、成長もない

片づけの失敗は付きものです。
その理由としては、脳が混乱して判断力が鈍ることでおきます。捨てること自体がストレス解消になることもあり、捨てすぎてしまうことも。

片づけの捨てすぎ、後悔を防ぐには要・不要の判断が上手くできるようになることです。
それには、

・他に使い道がないか考える
・常に自分と向き合い自問自答する
・家族とコミュニケーションを取る
・ゴミ袋に入れた後、少し時間を置いてみる
・どうしても迷うなら処分せずに一旦封印して様子見る

です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

■執筆/中村美幸…忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザー。クリンネストや企業内整理収納マネージャーの資格ももつ。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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