一言に「家事」といってもやることはたくさん。すべて完ぺきにこなすのは大変です。心が悲鳴を上げる前に一度立ち止まって、やるべきと思い込んでいた暮らしの手間を見直してみましょう。毎日の家事をシンプルにすることで、心も体もラクになりますよ。
実際に「暮らしのシンプル化」に成功した2人の主婦に話を聞いてみました。

「いかにしてやめるか」を考えたらラクになる
●山田綾子さん(神奈川県 41歳)
実家なし、平日は夫の助けなしのワンオペで子育てをしながら、藤沢市で「親子カフェjoy」を運営。著書は『その家事、いらない。』(ワニブックス)
バスタオルは使わない
かさばるバスタオルはやめ、小さめのタオルにシフト。「ミニタオルに換えたら子どもが自分で体を拭けるようになりました。たたまずに、かごに収納するから、取り出すのもラク」
掃除道具はしまわない
「重い掃除機をやめてほうきに換えたら、コードをセットする手間が省け、気軽に掃除ができるようになりました」。ほうきは出しっ放しにしておけば、いつでもすぐ手に取れ、掃除がで
きます。
おもちゃは小分けにしない
以前は子ども別に収納していたというおもちゃ。「結局一緒に遊んで交ざるので、片づけが大変」。〝だれのおもちゃでも箱に放り込むだけ〞に変えたら、片づけるのもラクで早い!
ストック品は買わない
かさばるストック品はギリギリまで買わなければ、収納する手間が省けます。「ボックスティッシュやトイレットペーパーなども、最後の1つを使っている間に買いたせば、充分間に合います」
以前は家事を完璧にこなそうとするあまり、毎日へとへとになっていたという山田さん。それでも部屋は散らかるし、まるで「家事をするために、大切な家族との時間を削っている」ような気持ちに。そこで、やめちゃいけないと思い込んでいた家事を思い切ってやめてみたら、暮らしも気持ちもラクに。「洗濯も料理も収納も、手放していい家事をやめたら生活がシンプルになり、家の中はむしろスッキリ。家族と過ごす時間や心の余裕も、自然に増えました」
必要だと思い込んでいた物を手放したら疲れない家に!
●mikiさん(大阪府 32歳)
掃除しやすい仕組みづくりと、頻繁にする模様替えでキレイをキープ。5歳と3歳の子ども2人のママ。インスタは@miki__house_
ベッドを手放した
ホコリの温床だったベッドをふとんに換えたことで、毎朝の掃除が習慣に。ふとんを上げたら、そのままの勢いで寝室から掃除機がけをスタート。5分で家中スッキリピカピカに。
トイレマットやブラシを手放した
洗濯が面倒なトイレマットをなくして、1日1回、除菌スプレーでの拭き掃除を習慣に。雑菌が気になるトイレブラシも使い捨てブラシと割り箸に換えたら、衛生的で気持ちいい。
液状の洗剤を手放した
「液状の洗濯洗剤や柔軟剤は、詰め替えのたびに液垂れするのがプチストレスでした」。柔軟剤入りのジェルボールにしたら、詰め替えがラクになり、洗濯物の汚れ落ちもばっちり!
ソファを手放した
ソファがあると、洗濯物をつい置いてしまいがち。「お菓子の食べかすやおもちゃが奥に入り込むこともなくなり、面倒なカバーの手入れも不要に。掃除もしやすくなりました」
以前はたくさんの物に囲まれて暮らしていたというmikiさん。片づけるのがおっくうだから、掃除がつい後回しになり、汚れをため込むせいで、1回の掃除にとても時間がかかっていました。そこで、長男の出産を機に断捨離®を決行。必要だと思い込んでいた物を思い切って手放してみることに。「汚れがたまりがちなソファやベッドをなくしたら、掃除がラクに。管理が面倒なトイレマットやトイレブラシをやめたら、ストレスも軽減。手間をかけずにキレイが続くようになりました」
家事はいかにラクできるかを考えることが大切。自分への負担を減らせるよう「シンプル化」を心がけましょう。
参照:『サンキュ!』6月号別冊付録「新しいシンプルで豊かな暮らし」より。掲載している情報は19年4月現在のものです。撮影/林ひろし 砂原文 取材・文/梶謡子 編集/サンキュ!編集部
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