【手取り月収20万円台】あの日夫に家計改善の相談をして本当によかった!わが家のやりくり

2021/06/30

31歳で子ども3歳、月収20万円台のSさん。雑誌、書籍、インスタから学んだやりくりをわが家流にアレンジして最強に貯まる家計に!夫婦で財布を1つに、気になることは早く話し合うなど、夫との家計相談を大切にしています。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

>>>サンキュ!編集部の記事をもっと見る

<教えてくれた人>
Sさん(茨城県 31歳)
夫(33歳)、長男(3歳)の3人家族。週2日のパート勤務。インスタアカウントで、ママ友とやりくり情報を交換。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 27万円
夫ボーナス(年間・手取り) 115万円
世帯年収(手取り) 439万円
月貯蓄額 3万円 
年貯蓄額 81万円
総貯蓄額205万円

雑誌、書籍、インスタからやりくりを学んで、わが家に合うようにアレンジしています

シンプルなやりくりで貯蓄を殖やしているSさん。でも以前は、家計管理に悩んでいたそう。「雑誌やインスタで『すごい』と思うやりくりテクを見つけたら、とりあえずその人のやり方を試しました。でも続けるうちに、『ここはやりにくい』『ここはうちには必要ない』と不ぐあいを感じるように。『参考にした人とは収入も家族構成も違うから、全部が合うわけない』と気づいてからは、わが家流にどんどんアレンジしていきました。すると、日々のストレスがなくなり、少しずつ貯蓄できるようになったんです!」。今でも情報収集は欠かさないSさんがたどり着いた、自分に合ったやりくりテクをご紹介します!

『サンキュ!』読者調査30代の月貯蓄額は?

※貯蓄型保険・投資を除く

30代Sさんの家計表

夫月収(手取り) 23万円
妻月収(手取り) 4万円
先取り貯蓄 2万円
住居費 7万6000円  
水道・光熱費 1万8000円
通信費 1万3000円
保険料(医療保険など) 2万円
奨学金返済(夫婦2人分の大学学費分) 1万9000円
食費 2万円
日用品費 5000円
外食・レジャー費 3000円
ガソリン代 1万4000円
子ども費(絵本代、洋服代含む) 1万円
夫小遣い 1万3000円
妻小遣い 7000円 
医療費 7000円
予備費 1万5000円
残し貯め 1万円

Sさんのやりくりヒストリー

【2000年 10歳 子ども時代】
親の買い物や片づけを観察。「なんでこんなに物が多いんだろう」

家の在庫を確認しないで買い物をする親を見ながら、「私は将来、ムダな物は買わないスッキリした家に住みたい」と考えていました。

【2013年 23歳 独身時代】
好きな物を買っても貯蓄できる。「私ってやりくり上手!?」

就職後、給料日に服を買うのが楽しみに。それでも通帳にはある程度お金が残るので、「やりくり上手」と勘違いするように。

【2015年 25歳 新婚時代】
共働きで収入は増えたのに毎月貯蓄をくずす。このままじゃまずい……!

夫婦別財布で新生活がスタート。世帯収入は増えたのになぜか貯蓄が減っていくことに危機を感じ、緊急夫婦会議を開催!

◆夫に家計の現状を相談

【2017年 27歳 長男出産】
財布を1つにしたら収入が減っても貯蓄増

やりくりのコツをつかみ、少しずつ貯蓄も安定。おかげで産休、育休に入り世帯収入は減ったけど、貯蓄はキープ。

【2021年 31歳 現在】
年80万円貯められるように!「やりくりを改善し続けて、めざせ100万円!」

改善効果を実感することで、以前よりやりくり自体を楽しいと思えるように。「来年までに、年100万円貯蓄が目標です」。

「夫婦で財布を1つにしたい!」とりあえず試して月末に改善

夫に家計の現状を共有して、「財布を1つにしたい」と提案。雑誌やインスタで紹介されている家計を参考に、各費目の仮予算を決め、月末に2人で見直す約束をして走りだしました。

【夫小遣い】まずは1万3000円に設定
「たま~にある仕事の飲み会代は予備費から出す」に変更。

【妻小遣い】まずは0円でやってみた
7000円に変更!

仮予算で生活して、お互いに不ぐあいを報告して2人で改善。例えば、夫小遣いは「仕事にかかわることは予備費から出す」、妻小遣いは「生活費と区別するために金額を設定する」などを見直しました。

夫の支払いはクレカに統一してポイントをイベント費のたしにすることに

夫の支払いは全部クレカにして、ポイントをためることに。「ポイントは、家族の誕生日や行事、父の日や母の日の贈り物など、イベント費用に使います。月々のやりくり費はくずしません!」。

楽天ポイントでGET!

気になることは1日でも早く相談するのがやりくりには大切だった

何かあれば、すぐに相談し合うのが習慣になったというSさん夫婦。「あの日、夫に家計改善の相談をして本当によかったです。1日でも早く問題に向き合えたおかげで浅い傷ですんだし、貯蓄期間が増えました!」。

漠然と貯めていたけど目標を持ったら貯蓄スピードが加速

今まで貯蓄は「無理のない範囲で先取りをして、残し貯めができたらラッキー」というスタンスでした。でも、夫婦で「何のために、いくら貯めたいか」を考えたら「毎月このくらいは貯めなきゃ」とやりくり意識に変化が。毎年、年貯蓄額を更新中です。

30代Sさんの貯蓄目標

教育費用 950万円
老後用 450万円
家族旅行用(年間) 5万円

参照:『サンキュ!』2021年7月号「収入と貯蓄」より。掲載している情報は2021年5月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部

『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND