貯金上手な人がやっている給料日の「3ステップ」ルーティン
2022/09/24
「1年で100万貯めました!」という貯金上手な人と、給料を全部使い切ってしまう人の違いは何があるのでしょうか?
実は、貯金上手な人の多くは、“給料日のルーティン”を取り入れているのです。収入(給料)が入ったら、事前に生活費と照らし合わせて、使えるお金を計算していくことが貯金上手の秘訣です。
今回は、貯金上手な人の給料日の「3ステップ」ルーティンを紹介します。
ステップ1:給料を端数以外すべて引き出す
給料が入ったら、端数以外は給料全額、引き出してしまいましょう。引き出すときは、1,000円札を多めに引き出しておくと、予算を仕分けするときに使いやすく便利です。
必要な金額のみを毎回、少額ずつ口座からおろしていくスタイルの場合、ATMの手数料が余分にかかってしまいます。また、少額ずつ引き出していくと、お金を使っている感覚が鈍ってしまいがちに。100円ショップに行くと、ついつい買いすぎてしまうタイプの人や、クレジットカードを使い過ぎてしまう人は、特に注意が必要です。
“使える金額はこれだけ”と自分で把握するためにも、給料日は給料をすべておろすようにしましょう。
ステップ2:先取り貯金分と生活費を分ける
給料を引き出したら、先取り貯金分を分けていきましょう。
生活費から余った金額を貯金にまわしていくことは、貯金が苦手な人にとっては非常にハードルが高いこと。給料が入った時点で貯金をすれば、半強制的に貯金ができるため、必ずお金を貯められます。
貯金額はあまり欲張りすぎず、無理のないように設定していきましょう。「1年で〇〇万円」などと、1年の目標額を設定して、毎月の先取り貯金を逆算していくのも良いですね。
ステップ3:残った生活費を項目ごとに分ける
先取り貯金と生活費を分けた後は、さらに生活費を食費、通信費など項目ごとに予算を設定し、細かく分けていきましょう。
予算を細かく分けることで、「食費は月〇万円だから、1日あたり〇〇〇円まで使える」といったように、使える金額を意識できるようになります。
はじめのうちは、細かく分けた「食費」「日用品」などの予算ごとを袋に入れて、そのまま持ち歩きレジで精算してしまえば、手間もなく楽です。また、キャッシュレス決済に予算ぴったりのチャージをして、管理するのもおすすめです。
給料日ルーティンで貯金上手を目指そう!
まずは給料日がきたら、先取り貯金と生活費を引き出して分けることから、はじめみてくださいね。
習慣化してしまえば、すぐに慣れますよ。少額でも貯金ができるようになると、自信がつき、節約が楽しくなります。ぜひ給料日ルーティンにトライしてみましょう!
■執筆・・・「ナビナビ保険」編集部
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