100円ショップで買わなくてもいいもの&100円ショップで買うとお得なものって?
2023/07/07
100円ショップの品揃えは魅力的で、えっ!こんなものまで110円!!とテンションが爆上がりしてつい買いすぎてしまいます。確かに100円ショップには、ほかのお店で買うより安いものもありますが、なかには、ドラッグストアの特売や激安スーパーで買った方が安いというものも。
全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが、自身の経験と、貯めている人の100円ショップの利用の仕方から、100円ショップで買わなくてもいいもの・買うとお得なものについて解説します。
買わなくてもいいもの1:ペットボトル飲料
お茶、ジュース、ミネラルウォーターなどのペットボトル飲料は、メーカーやブランドにこだわらなければ、激安スーパーで108円より安く売っています。なかには40円台、50円台のものもあります。
人気の定番ブランド商品で、通常は140~150円するものでも、激安スーパーで98円で売っている場合もあるので、わざわざ100円ショップで買わなくてもいいかもしれません。
買わなくてもいいもの2:ふりかけ
同じ商品がドラッグストアや激安スーパーで98円で売っている場合もあるので、「110円=安い」と飛びつかない方がいいかも。
また内容量をチェックすることもポイント。100円ショップの商品は内容量が少ないものもあるので、1g単価を比較して、どちらが安いかを判断するのがオススメです。
買わなくてもいいもの3:観葉植物用の土
室内で観葉植物を育てたり、ベランダでミニ家庭菜園を始めるなど、グリーンのある生活を楽しむ人が増えています。
グリーンを育てる際に使用する土を買うときは、1Lあたりの単価で比較するのがポイント。一般に、100円ショップで売っている観葉植物用の土は1袋が小さいので、110円で安く買えたと思っても、1Lあたりの単価が割高な場合もあります。
ただし少量を必要としている場合は、多少割高でも110円で買った方がムダがありません。
100円ショップで買うとお得なもの1:シリコン製のヘラ
ボウルや保存容器などに入った食材をキレイに取り切るのに便利なシリコン製のヘラ。ヘラの柄と先端部分の間に溝やつなぎ目があるものは、その部分に汚れがたまることがありますが、100円ショップのものは柄と先端部分が一体型のものが多く、大きさや形も豊富。
先端部分が硬すぎることも、軟らかすぎることもなく、ほどよくしなり食材をキレイに取ることができます。この機能性で110円はお買い得です。
100円ショップで買うとお得なもの2:大手パンメーカーの菓子パン
スーパーで118円や138円などで売っている大手パンメーカーの菓子パンが、108円で売っていたら、“買い!”です。
輸入小麦の値上がりに伴い、パンが値上がりしています。100円ショップを利用して、少しでもお得にゲットしましょう。
100円ショップで買うとお得なもの3:シャンプーボトル
床に直置きするタイプのシャンプーボトルは、安いものでも300円台、高いものだと1,000円以上するものも珍しくありません。それが110円で買えるのはお得です。
最後まで使い切れる形になっているものや、色や形も豊富なので気に入ったものがあればお得な買い物と言えるでしょう。
110円の価値があるかを冷静に見極めて
貯めている人は「110円=安い」とすぐに飛びつきません。110円の商品価値があるかを、しっかりチェックします。100円ショップを上手に利用して、お得をゲットしましょう。
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。