共通する習慣や行動パターンがあった!1,000万円貯めた人が普段なにげなくやっていること5選
2023/07/28
「お金を貯めている人」と聞くと、どんな人をイメージしますか?
もやしと豆腐ばっかり食べている人?
1円でも安い物を買うためスーパーをハシゴする人?
家中の電気を消しまくっている人?
そんなケチケチ生活をしている人を想像したら、それはちょっと違うかも。
全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが「1,000万円貯めた人が普段、なにげなくやっていること」について解説します。
1.「デジタルデトックス」する
「デジタルデトックス」とは、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスの使用を一定期間やめること。スマホやパソコンは今や生活必需品ですが、暇さえあればスマホを触る、スマホがそばにないと落ち着かない、SNSを頻繁にチェックする……ではストレスがたまります。
貯めている人は「ノースマホデー」や「布団の中にスマホを持ち込まない」など自分なりのルールを決めて、デジタルデトックスします。
「デジタルデトックス」にはSNS疲れが軽減される、時間のゆとりが生まれるなどのメリットがあります。
一方、なかなかお金が貯められない人は、SNSの情報に振り回されて余計な買い物をしがちです。
2.できない理由より、できる方法を考える
貯まらない人がやりがちなのが
「年収が低いから」
「ボーナスがないから」
「家賃が高いから」
など、貯まらない理由をあげること。
お金のことに限らず、何かをしようとしたとき、できない理由をあげたらキリがありません。貯めている人は、できない理由をあげるのではなく、どうしたらできるかを考えます。
何を準備したらいいのか?どこで何を調べたらいいのか?他の人はどうやってできたのか?など、今、自分にできることを考えてできるまでの道筋を模索します。
3.夫と子どもに「ありがとう」を言う
貯めている人が、普段なにげなくやっていることの代表的なことが、家族に「ありがとう」を言うこと。
夫だけではなく、子どもに対しても「ありがとう」を忘れません。「ありがとう」と言われてイヤな気がする人はいません。
お金を貯めるには家族の協力が不可欠。「ありがとう」のひと言は、仲良し家族を作る言葉です。
4.年1回、わが家の総貯蓄額を確認する
貯めている人は今月の貯蓄額もチェックしますが、1年間でいくら貯蓄が増えたか、年間の貯蓄額を重視します。
いつも使っている生活費用の口座だけではなく、貯蓄用口座、NISA口座、iDeCo口座、子ども名義預金などの残高や、個人年金保険など貯蓄型保険の現時点での解約返戻金を、半年に1回や年に1回など定期的にチェックして、わが家の財政事情を把握します。
一方、貯まらない人は先取りで月貯蓄はしても、足りなくなると貯蓄用口座から引き出すこことも。貯めているつもりでも、実際には総貯蓄額が大して増えていないケースもあります。
5.自分のココロとカラダを大切にする
心身のストレスは物欲につながりやすいもの。
貯めている人は、日ごろから自分が好きなことやリラックスできる時間の過ごし方を把握していて、ストレスを感じたとき、自分の機嫌を上手にとります。
一方、貯まらない人は頑張りすぎて、ある日突然爆発!ストレス買いに走る……なんてことに。
まとめ
1,000万円貯めている人たちには、共通する習慣や行動パターンがあります。貯めている人が普段、なにげなくやっていることを真似して、あなたも1,000万円貯蓄にGO!
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。