【大公開】子ども1人で、無理なく食費2万円キープしている人の「食」のこと
2023/09/05
物価が高騰し、少しでも食費を減らしたい、せめて今の金額をキープしたいと思いつつも、家族の健康は大切だし、無理はしたくないというかたは多いはず。
夫、妻、大人並みに食べる3歳の娘、0歳の息子の4人家族で、ズボラ主婦ライターの原こさんに、子どもがいても無理なく食費をキープしている人の「食」のことを教えてもらいました。
できるだけ家族で同じものを食べる
妻と子どもの朝食は洋食、夫は和食。夜ご飯は夫はおつまみとお酒、妻と子どもは定食というように、家族の好みや生活スタイルに合わせてバラバラのものを食べているというご家庭も多いと思います。
わが家も以前はそうでしたが、家族ひとりひとりに合わせたいという気持ちはありながら、合わせれば合わせるほど購入する食材が増えることと調理の手間がかかり、食費がかかるうえに食材の在庫状況や賞味期限の管理が複雑に。
いそがしくなったことをきっかけに、家族ができるだけ同じものを食べるようにしたところ、食費と時間の節約に成功しました。
例えば、辛いものが大好きな夫と、まだ辛いものは食べられない3歳の子どものために別々のものをつくっていたのですが、辛くない麻婆豆腐をつくり、夫には自分でラー油や一味唐辛子で調整してもらう。
朝食はパン派の子どもとご飯派の夫、朝から別々のものを用意するのは大変なので、平日は和食、土日はパンなどと曜日によって調整するなど。
我慢するとストレスになります。
勝手に決めるのではなく、家族の意見を事前に調査し話し合ったうえで、あくまでも「できるだけ」というのがポイントです。
飲み物にかける費用は最低限
「食」というと思い浮かぶのは食べ物ですが、飲み物も立派な「食費」と考えています。
夫は炭酸飲料が大好きで、わが家には常に炭酸飲料のストックがあるのですが、それ以外はお茶もしくは水で生活しています。
コーヒーはインスタントを、紅茶はティーパックを買い置きしています。
水やお茶はペットボトルを購入すると家計を圧迫するため、やかんで沸かしたものを容器に移して飲むようにしています。
貧乏くさい、手間がかかると思われるかもしれませんが、節約にもなりますし、自分で用意するため自分が飲んだ量を把握できるというメリットもあります。
ペットボトル飲料や缶ジュースなどを「買わない」としてしまうとストレスになりますが、毎日2本飲み物を買う習慣があったところを、買うのは1本にして水筒を持参するだけでもかなりの節約につながります。
「これだけ」でも、365日に換算したら…?
これくらいなら我慢できると思うこともあるかもしれませんが、食生活はこれからもずっと続きます。
つくる人も食べる人も、無理なく「続けられる」、それぞれのご家庭に合った方法を見つけられるといいですね。
■執筆/原こさん…夫、妻、大人並みに良く食べる3歳の娘、0歳の息子の4人暮らしで、月の食費は2万円でやりくり。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。インスタグラムは@koma_ctrs。編集/サンキュ!編集部
※4人家族ですが、0歳の子どもは食費がかからないため、タイトルは子ども1人としています。