気づいたら1,000万円が貯まっている?自然とお金が増える5つの生活習慣
2024/10/09
「1,000万円貯める」と聞くと、常にお金のことを考えている必要があるとか、ケチケチしたイメージがあるかもしれません。でも、実際に1,000万円貯めた人は、そんなことはしていません。ムリなく、ムダなく、自然体でお金が貯まる生活習慣が身についているのです。
全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが「気づいたら1,000万円貯まっている生活習慣」について解説します。
貯まる生活習慣1:月1回、不要品を捨てる日を決める
1,000万円貯めた人は、不燃ごみの日の前日など、月に1回、不要品を処分する日を決めています。買ったのに使っていない物や最後まで使い切れなかった物は、買うときの判断が甘かったことを示す「反省材料」です。
冷蔵庫、パントリー、クローゼット、下駄箱などをチェックし不要品を洗い出して、次の買い物に反映させます。
貯まる生活習慣2:「家電買い換え貯蓄」をする
毎日コツコツやりくりしているのに、お金がなかなか貯まらない原因のひとつは急な出費にあります。
急な出費といえば家電のトラブル。炊飯器、冷蔵庫、洗濯機……など、どれをとっても、1日たりともナシで済ますことはできません。
1,000万円貯めた人は、家電の買い替え用に少しずつ積立て貯蓄をしています。急に家電が壊れたときは、そこから捻出して、本来の貯蓄を取り崩すことはありません。
貯まる生活習慣3:定期的にサブスクを見直す
契約したときは料金に見合う分をしっかり利用していたサブスクでも、利用回数がだんだん減っていくケースがあります。
契約しているサブスクを定期的に見直して、元が取れていないものは解約して、ムダなお金は払わないのが、1,000万円貯まる生活習慣です。
貯まる生活習慣4:1日の最後に財布の中身を整理する
1,000万円を貯めた人は、夕飯の後片付けが済んだあとなど、1日の最後に財布の中身を整理します。レシートを出して金額を家計簿にメモ、レシートは破棄、領収書は保存して、最後にお札を揃えます。3分もあればできることですが、この習慣で財布の中の残金を把握することができ、ムダ使いにブレーキがかかります。
貯まる生活習慣5:日用品に買った日、買った店、値段を書いておく
日用品を買ったら、容器などに「買った日」「買った店」「値段」を書きます。消費するペースやどのお店で安く買えるかを把握して、日用品を計画的に買う習慣を身につけると、お金が順調に貯まっていきます。
貯まる習慣を身につけると頑張らなくても貯まる
1,000万円貯めた人たちには、共通する生活習慣があります。その生活習慣を続けていると、ムリして頑張らなくても、気づけば、いつの間にか1,000万円貯まっているというわけです。ぜひマネしてみてください。
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。