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ズボラさんにおススメ!1日三千円やりくりなら予算管理が超絶ラクになる

2023/09/07

予算は1日三千円!浪費家でも年200万円貯められました。シンプルやりくりで買い物の「死に金」がゼロに。計画的にお金が使え、自然と使いすぎが防げるその秘訣とは?超絶ラクに管理できる仕組みを教えてもらいました。

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...

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<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Kさん(福岡県 38歳)
夫(41歳)、長男(14歳)、長女(9歳)の4人家族。住まいは一戸建て。夫が経営する会社でフルタイム勤務。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約51万円
ボーナス(年間・手取り) 0円
世帯年収(手取り) 約612万円
月貯蓄額 約15万2000円
年貯蓄額(児童手当含む) 約206万円
総貯蓄額 1500万円以上

1日三千円やりくりなら予算管理が超絶ラクになる

「市販の家計簿は、記入する項目数が多すぎて、ズボラな私には向いていませんでした」10日ごとに〆切りを設定した自作の家計簿に、使った金額を記入するだけで予算管理できるようになり、ストレスゼロに!

使った金額をその日のうちに記入・10日ごとに支出額をチェック

費目分けは一切なし。記入は10秒で完了!

現金払いとキャッシュレス決済の区別はなく、細かい費目分けもなし。「食品でも日用品でも雑貨でも、使ったら書くだけなのでお手軽!」。

1日三千円やりくりなら計画的にお金が使える

三千円を基準に、その都度支出に応じて、前後で調整しやすいのが利点。「三千円×何日分という感覚が身についているので、自然と使いすぎが防げます」。

三千円単位で調整しやすく、気持ちにゆとりが生まれる

「1日使わなければ三千円分予算が増えると思うとテンションが上がり、我慢するのが苦じゃなくなります」。逆に、三千円をオーバーする日があっても、あとに無買デーを作ればすぐリセットが可能。

食費が上がっても、予算内で買えるものだけ!6日分だけ献立を決めて買い物し、7日目に使い切る

主菜+副菜2品が基本

食材は、6日分の献立予定に合わせて、週1回まとめ買い。「最近は、値上がりの影響がない乾物や練り物、きのこ類を多めにして、予算オーバーしないようにしています」。

毎日していた晩酌を週末のみにしたら、酒代が半減

「健康維持を考えて、晩酌を減らしました」。酒代が節約できただけでなく、週末の家飲みが最高のリラックスタイムに!

1日三千円やりくりなら買い物の「死に金」がゼロ!

「三千円をいかに有効に使うか」と考えるクセがつき、大きな買い物をするときも慎重に。「お値段以上の価値があるか吟味するので、買い物の失敗がありません」。

見た目・使い勝手の満足度100%以上なら妥協せずに買う

「チャバツリーのキャニスターはやや高価だけど、じっくり検討して、長く使える物だと納得し、やりくり費の中から1つずつ買い足しました。デザインも密封性もよく、大満足です」。

せっかくなら、ポイントが増える買い方に

キャニスターは、楽天のポイントアップデーを狙って購入。たまっていたポイントを利用してお得に買うことも。

知人・友人に“リアルな口コミ”を聞くから失敗なし!

高い物を買う前にリアルな利用者の口コミをリサーチ。「オーブンレンジは、インスタでフォロワーの皆さんに聞き込みし、利用率が高く、評判がよかった物を選びました」。

口コミのチェックポイント
□ 機能がわが家の生活スタイルに合っているか
□ 手入れがしやすいか
□ お値段以上の価値があるか

1日三千円やりくりと貯蓄を守る秘訣はコレ!

ブタの貯金箱とスタックのポンドの硬貨
Image Source/gettyimages

1 「教育費を貯めるか、今使うか?」立ち止まって考える

一番の貯蓄目標は、子どもの教育費を1人500万円ずつ貯めること。「やりくりにくじけそうになったら、ライフプラン表に書いた教育費の目安を見て、喝を入れます」。

ライフプランで目標確認

2 “お得”を楽しむから、無理なく続く

お得な制度は積極的に活用。「ふるさと納税の返礼品は米、肉が毎年の定番で、昨年からティッシュ、トイレットペーパーも申し込み。紙の値上がりも影響なく、節約に大助かりです」。

米・肉・紙類はふるさと納税で

3 ボーナスがないから、特別出費は絶対先取りしておく

固定資産税などの突発的な出費は、家計が乱れる原因に。「年間でかかる特別出費を洗い出し、毎月4万5000円ずつ先取りして備えたら、貯蓄を崩すことがなくなりました」。

<監修>
丸山晴美さん
節約アドバイザー、ファイナンシャル・プランナー。食費や通信費など、身の回りの節約術やお金の管理・運用のアドバイスを雑誌やテレビで行う。

参照:『サンキュ!』2023年9月号「人生が変わる!三千円の使いかた」より。掲載している情報は2023年7月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

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