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【2023年ふるさと納税活用ポイント】狙いめ返礼品3選とふるさと納税サイトの選び方

2023/09/16

ふるさと納税の返礼品に関するルールが2023年10月から一部変更となり、お得感が少なくなると言われています。しかし、「ふるさと納税はやっぱり年末にやりたい」という人も多数。そこで、10月以降も狙い目の返礼品を、節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞きしました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2023年8月時点の取材情報を基にしています。

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...

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みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「ねらい目返礼品」!

ねらい目返礼品1:今年は「国産牛肉」の「訳あり」や「魚介」が期待できるかも!

2023年10月から、ふるさと納税の返礼品に関する経費項目が増え、さらに「熟成肉」と「精米」の原材料については、自治体と同じ都道府県内で生産されたものに限るとされました。このため、今まで返礼品とされていたものがラインナップからなくなったり、寄付金額が高くなったりする可能性があります。

とは言え、肉や米の返礼品がなくなるわけではありません。これらの返礼品は人気が高く、自治体も寄付金額を減らしたくないので、おそらくさまざまな工夫をするでしょう。ふるさと納税のルールが一部変更されても、その中で必ず「お得な返礼品」が出てくると私は考えています。

特に最近、巷では「牛肉の売れ行きが良くない」という声が上がっており、国産牛肉が余るのではないかとも言われています。数年前から続く値上げによって節約する家庭が多くなり、牛肉を食べなくなったことが原因だそうです。

それが年末まで続いた場合、期待できるのが国産牛肉の返礼品です。「訳あり牛肉」や「メガ盛り牛肉」などが、期間限定や数量限定で出てくる可能性もあるので、ぜひチェックしておきたいところ。

また現在、処理水の影響で行き場を失った魚介類を食べて応援しようと、ふるさと納税の返礼品で選ぶ人が増えています。緊急支援など期間限定で増量される可能性もあるので、あわせてチェックしたい返礼品です。

ねらい目返礼品2:必ず使う日用品は失敗が少なく安心

2022年に人気だったのがトイレットペーパーや洗剤など日用品の返礼品ですが、これも継続してねらい目の1つと言えるでしょう。

消費量が多いトイレットペーパーなどの日用品は大量にあっても腐りませんし、いつか必ず使う必需品です。ふるさと納税の場合、家まで届けてくれるというメリットもあるので、このタイミングでよく使う日用品を選んでストックしておくのは賢い方法と言えるでしょう。

ねらい目返礼品3:ここ数年増えている体験型もチェック!

「体験型」の返礼品はここ数年増えており、体験型の寄付件数がここ数年で倍近くに増えたというふるさと納税サイトもあります。特に移動制限がなくなった今年は、体験型返礼品もチェックしておきたいものの1つと言えます。

ただし、体験型の場合はチケットなどが返礼品となるので、利用できる期間が決められている場合がほとんどです。その期間内に確実に体験しに行けるかどうか、よく考えて申し込むことが大切。比較的近隣で、車や電車で行ける場所の体験型返礼品を選んでおくと安全でしょう。

自分が最も得できるふるさと納税サイトの選び方

最後にふるさと納税サイトの選び方のポイントをご紹介します。ふるさと納税サイトにはそれぞれ特徴があります。

例えば「ふるさとチョイス」は掲載している自治体数や返礼品数が業界トップクラスで、「ふるさとチョイス限定」の返礼品も多くあります。ただ、家電類は取り扱っていません。

一方「ふるなび」は、ふるさとチョイスほど掲載数は多くありませんが、「電化製品」の返礼品がとても充実しています。

「さとふる」も電化製品を扱っていて、ふるなびより数は少ないですが、返礼品の発送予定日や配送状況を「マイページ」で確認できるメリットがあります。

また、「楽天ふるさと納税」はポイント還元率が最も高く、楽天ポイントでふるさと納税ができたり、ふるさと納税によりポイントが貯まったりするのが魅力です。

このように、欲しい返礼品や、自分が普段使っているポイントなどによって、サイトを選ぶのが賢い方法。いろいろなふるさと納税サイトをのぞいて、好みや希望に合うものを探しましょう。

教えてくれたのは・・・

丸山晴美さん

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「シングルママの『お金に困らない』本」(徳間書店)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)、「お金を活かす ハッピーエンディングノート」(東京新聞)など多数。

取材・文/かきの木のりみ

 
 

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