「家電投資」「ほったらかし投資」貯め活ライフをエンジョイして、1年に230万円貯められます
2023/09/28
楽しみながらお得に貯めています!やりくり達人の貯め活はエンジョイがテーマ。株主優待やほったらかし投資など、やりくりも投資もストレスなしにラクに楽しく続ける方法を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
サンキュ!STYLEライター Mさん(福岡県 36歳)
夫、長女(8歳)、長男(6歳)の4人家族。ファイナンシャル・プランナー2級、投資診断士の資格を持ち、「ママのための節約や投資情報」をSNSで発信中。
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 38万円
ボーナス(年間・手取り)年により異なる
世帯年収(手取り)約500万~600万円台
月貯蓄額 約8万円
年貯蓄額 約230万円+運用収益
総貯蓄額 ヒミツ
年230万円貯めている人の貯め活は「エンジョイ」がテーマでした
17年にへそくりの5000円で始めた投資信託を機に投資の魅力に目覚め、本格的にお金の勉強を始めたMさん。以来、やりくりと投資の2つを軸にした貯め活で、着実に貯まり続ける最強家計を築いています。大好きな業スーやふるさと納税で楽しみながら食費を減らす一方で、株主優待やポイント投資でお得に外食したり、ごほうびアイテムをゲットしたりと、貯め活ライフをエンジョイ中♪「心の余裕はお金の余裕。やりくりも投資もストレスになったら試合終了なので、自分がラクに楽しく続けられる方法を日々模索しています!」。
1カ月の家計表
<収入>
夫月収(手取り) 35万円
妻月収(手取り) 3万円
児童手当 2万円
<貯蓄>
先取り貯蓄 4万円
積立投資 4万円
<支出>
住居用積み立て 1万1000円
帰省&車費用積み立て 2万2000円
交際費用積み立て 5000円
住居費(ネット通信費込み) 8万5000円
水道・光熱費 2万5000円
通信費 6000円
保険料 1万6000円
新聞代 5000円
ガソリン代 5000円
教育費(公立小学校2人) 1万2000円
習い事代 1万8000円(長女のピアノと水泳、長男のサッカーと水泳代)
食費・外食費・日用品費 5万円
夫小遣い 3万円
妻小遣い(余りは投資に回す) 3万円
妻の収入は自分の小遣いや投資資金に
ウェブライターの仕事やSNSを使ったアフィリエイトなどで稼いだお金を自分の小遣いに。「余りは投資資金に回します」。
年間で支払う大きな出費は目的別に貯めておく
火災保険料や家賃の更新料、車の税金や年払いの保険料、お年玉など、年間で必要な大きなお金は毎月積み立てて準備。これでボーナスほぼ全額を貯蓄に!
4人家族で月の食費3万円台をキープ!
やりくり費は月5万円で、食費は3万円台に収めるのが目標。「家計簿アプリのマネーフォワードで収支を管理しています」。
Mさんの貯め活リスト
株主優待
ポイント投資
ほったらかし投資
家電投資
業スー活
ふるさと納税
マネリテUP活
Mさんの貯め活 株主優待
株主優待の多くは100株以上所有する人が対象。Mさんは数十万円程度で購入できる比較的身近な銘柄を選び、優待をとことん満喫!
好きなブランドの優待を狙う
●年1回、無料で好きな靴を選べる
婦人靴を取り扱う「アマガサ」では、自社サイトの販売商品をどれでも1点選べ、毎年、靴を新調できる!
●2000円分の商品券をもらえる
マウジーやSLYなどを扱う「バロックジャパンリミテッド」の優待商品券で今季もののシャツをお得に購入。
生活圏内で使える優待で外食や帰省代をセーブ!
「マクドナルドの優待券は好きなバーガーやドリンクを選べるので、値段が高い物を選ぶとお得!トリドールは丸亀製麺で使えます」。JR九州の優待券は帰省の際に利用。
Mさんの貯め活 家電投資
性能のいい省エネキッチン家電への投資は、光熱費の節約だけでなく、日々の食卓が充実し、調理負担が減るなど、いいことがいっぱい!
省エネ冷蔵庫で電気代&食費もダウン!
電気圧力鍋でガス代を節約しながらラクチン調理
Mさんの住む地域はプロパンガス。電気圧力鍋を購入したら、割高だったガス代が2000円ダウン。「長年使った冷蔵庫も買い替えたら、電気代だけでなく、食材のもちが良くなって食品ロスが減りました」。
Mさんの貯め活 ポイント投資
ポイント投資は元手ゼロで気軽に始められるのが最大のメリット!楽天での買い物やふるさと納税でたまったポイントの一部を運用中。
ポイント運用で約25%の利益が!
楽天ポイントを運用で増やし、高級アイテムをゲット!
ポイントを運用して約2万円になったところで解約(売却)したら、約5000円の利益が!ためていた数万円分の楽天ポイントも合わせ、人感センサーつきのゴミ箱と美顔器を実質0円でゲット☆
Mさんの貯め活 ほったらかし投資
100株単位などで購入する株と違い、少額から挑戦できる投資信託。時間をかけてじっくり増やすには、早めのスタートが肝心です!
積立投資は時間を味方につけ、長期運用でガッチリ!
運用コストや手数料が比較的安いインデックス型の投資信託などで運用。「長期の積立投資は途中でやめるのが一番のリスク。日々の値動きに一喜一憂せず、ほったらかしてます」。
参照:『サンキュ!』2023年10月号「『貯め活』で、楽しみながら、やりくりする時代です!」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/鹿島由紀子 編集/サンキュ!編集部