12年で800万円殖やした!楽天圏にまとめて『らく活』&ほったらかし投資で『殖え活』
2024/01/23
ほったらかしで資産を殖やす!12年で資産を800万円殖やしたテクをご紹介。ポイントを利用した“らく活”に、ほったらかしでOKの“殖え活”など、無理なく資産を殖やす秘訣を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー Eさん(東京都 30代)
40代の夫、長男(9歳)、長女(3歳) の4人家族+愛犬1匹。正社員。家計やりくりを紹介したインスタグラムが大人気!
◎Total Money Data◎
世帯月収(手取り) 50万~55万円
世帯年収(手取り) 約800万円
年貯蓄額(投資含む) 約350万円
総貯蓄額 ヒミツ
【らく活】楽天ポイント活用
楽天圏に支払いをまとめてお得度アップ!ポイントをやりくりに還元
複数持っていたクレカは、楽天カード以外解約。「銀行や証券会社、電気、ガスも楽天系列のサービスにまとめることで、ポイントがどんどんたまる仕組み。ポイントを支払いにあてれば家計にゆとりが生まれます」。
E家の楽天利用先
●楽天銀行に給与振り込み
●楽天カードで固定費、生活費の支払い
●楽天市場で買い物
●楽天市場でふるさと納税
●楽天トラベルで旅行
●楽天証券 ●楽天モバイル
●楽天でんき ●楽天ガス
年10万ポイント以上たまる!
楽天ポイントはこう使う!
楽天でんきの支払いや、投資信託の購入に
楽天でんきアプリ内の「楽天ポイント利用設定」で、使うポイント数を設定すれば、毎月ポイント支払いが適用に。「ポイントに余裕があれば、投資信託をスポット購入することも」。
ビンテージのテレビボードも、楽天ポイントアップデーを狙って購入
テレビボードは楽天市場のビンテージ家具店をマークし、スーパーセールのタイミングで購入。ポイントもお得にゲット!「コロナ禍で行けなかった家族旅行用の予算をあてました」。
楽天ふるさと納税の返礼品で、ペーパー類の出費は0円に
「ティッシュなどのペーパー類は、ふるさと納税の返礼品でほぼ1年分を確保して、日用品費の節約に。楽天ポイントもつくので毎年利用しています」。
ポイントアップ&節税&日用品節約のトリプル効果!
楽天市場の買い物は、「ハピタス」経由でポイント二重取り!
「ハピタス」は、提携ショップの買い物やサービス利用でハピタスポイントがたまる仕組み。「楽天市場の前にここを経由。ハピタスポイントは現金やほかのポイントに還元できます」。
不要品を売って【メル活】も!総売り上げは150万円超!
ブランド品や美容品などをメルカリで売りまくり、約7年の売り上げが150万円以上!定期的に手持ちの物を見直し、不要品を売っています。
メルカリの売上金=メルペイは、ぜいたく費として使う
「メルペイは家計とは別で、“自由に使っていいお金”という感覚。この予算で、欲しい物を買ったり、外食を楽しんだりしているので、ストレスがたまりません」。
買い物予定がないメルペイは、Suicaにチャージ
「メルペイで支払いができる店が少ないので、利用予定がないときは、交通費などにも使えるSuicaに移すように。ちょっと手間はかかるけど、ムダなく使えます」。
【iPhoneでの設定方法】
(1)メルカリアプリでiD設定をする(電話番号認証)
(2)Apple Payにメルペイを追加する
(3)Suicaのチャージ先でメルペイを選ぶ
【殖え活】ほったらかし投資
生活費を抑えた分を投資に。投資信託の長期積み立てなら勝手に殖える!
「貯蓄だけでは教育費や老後資金の備えが不安。だから、節約やポイント活用で支出を減らした分をできるだけ投資に回すように。ほったらかしの投資投信をコツコツ継続しています」。
超シンプル!E家のお金の流れ~生活費は夫の収入でやりくりし、妻の収入と余裕金を投資へ
もしものときの生活防衛費を確保したうえで、すぐに使う予定がないお金を投資に。「今は私の収入を投資資金にしていますが、状況に応じて投資額などをその都度調整します」。
株投資の失敗を経て、コツコツ投資がベストだとわかった
投資開始直後、買った株が東日本大震災で暴落したことも。「株は徐々に減らし、今は投資信託がメイン。長期でコツコツ積み立てることが資産を殖やす近道だと実感しました」。
今持っている日本株は1社のみ。優待で日用品の節約に
「以前は日本株も複数保有していましたが、新NISAの投資準備として、1社以外の株を売却。この会社は毎年洗剤類などがもらえ、配当金もあるので、保有し続ける予定です」。
月1回の“マネー会議”で貯める目標や投資計画を共有する
月1回は家計と投資の振り返りを。「資産形成は夫婦で同じ方向を向いていることが大事!最近は夫のほうが投資の情報収集に積極的になり、お金についての会話が増えました」。
ほったらかしで殖えた!
E家のNISAの状況 (23年11月現在)
つみたてNISA
【夫】計約273万円
評価損益:約90万円(+49.58%)
【妻】計約196万円
評価損益:約57万円(+41.46%)
ジュニアNISA
*23年投資期間終了
【子ども2人分】計約617万円
含み益:約137万円
※投資には元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。
参照:『サンキュ!』2024年2月号「今年こそ貯まりまくる1年にする方法」より。掲載している情報は2023年12月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部