【心潤う】2,000万円貯めた人が自然とやっていた5個の貯まる習慣
2024/11/02
我慢したり辛い思いをして、お金は貯めるものだと思っていませんか?実は、貯め上手な人たちは、我慢や節約をせずに、心地よくお金を使って自然とお金を貯めています。
今回は、ママも家族も自然とできる貯めるコツ5個を、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに教えてもらいました。
1.手帳に今の気持ちを書く
日々のタスクに忙殺されて、自分のことを顧みずに家庭と子育てに心血を注いでしまう頑張り屋のママたち。毎日生活しているとたくさんの感情が湧き上がってきますが、それを無視して過ごしていると自分の本当の気持ちが分からなくなってしまいます。
すると、お金を使う基準が曖昧になって無駄な浪費が多くなってしまいます。
そんなときは数日に1回5分、手帳やノートに今の気持ちを書き出してみましょう。
「今日は洗濯物を片付けることができてほっとした」「子どもが連日発熱して、クタクタ」「夫と長女がサンドイッチを作ってくれた、嬉しい」など一言で大丈夫。
今疲れているんだなとか、今日は嬉しいことがあったなとか、自分の気持ちに向き合うことで、「本当はどうしたい?」ということが見えてきます。
そうすると、自分の本当に欲しい未来のためにお金を使えるようになるので、自然と無駄づかいが減ってきます。
2.やりたくないことを手放すためにお金を使う
「やりたくないこと」がたくさんある方も多いのではないでしょうか。特に家事は、洗濯、掃除、料理などキリがありません。だけどやらないと、生活ができないものばかりです。
貯め上手な人たちは「やりたくないこと」を手放すためにあえてお金を使います。
洗濯物を干すことを手放すために衣類乾燥機、食器を洗うことを手放すために食器洗い乾燥機、毎日の掃除機がけを手放すためのお掃除ロボット、キッチンに立ち続ける時間を減らしてくれる自動調理鍋などです。
一つ一つは少しお高めな価格ですが、何年も毎日使うもの、そして空いた時間で自分にしかできないこと(子どもと遊ぶとか)ができるなら、コストパフォーマンスはとてもいいものになります。
3.数字に向き合う
家計管理をしていると、貯まらない状況に目を背けたくなることも多々あります。赤字になったり、急な支払いの請求がきて、どこから支払おうかあたふたして怖い思いもすることがあります。こんなにズーンと重くて辛い気持ちになるならお金と向き合いたくない!と思ってしまうこともあります。
だけど、自然と貯まる習慣がある人たちは、数字から目をそらさず向き合っています。
赤字になってもただの情報と捉え、どうして赤字になったのか振り返り、来月に活かしていくのです。どんな時も数字に向き合い、続けていくことで、お金に強くなり黒字化するシステムを作り上げています。
4.老後について考える
家事、仕事、子育てで精一杯の毎日に「老後について考える余裕なんてないよ!」と言われそうですが、老後は現在から地続きの未来です。
今から老後の暮らしに思いを馳せ、どんなライフスタイル、ワークスタイルをしたいのかをイメージしてみませんか。そうすると現在のお金の使い方や働き方が、より自分や家族が幸せで心地いいものになってきます。
5.夫婦や家族とお金の会話をする
夫婦や家族は、同じ船に乗った仲間たちです。お金のことだって、夫婦や家族で一緒に考えていきたいもの。
貯め上手な人たちは、夫婦や親子でもお金の会話をしっかりしています。それぞれのお給料を公開したり、教育費や住まいのお金、お小遣いや習い事のお金についても情報公開し、なんでも話せる関係を作っています。
そうすることで、一人で抱え込まず、一緒に課題をクリアしていくことができるので、ママも家族も心潤うお金の使い方ができるようになるのです。
貯まる習慣は自分も家族も心が潤う
お金を貯めることは難しいことではありません。自分や家族の気持ちに向き合って価値観を明確にしていくと、自然とお金が貯まり始めるのです。
今回紹介した貯め上手な人が自然とやっている貯まる習慣は、家族もママも心が潤いお財布も潤うものばかりです。一つでもできそうなものがあれば、今日から取り組んでみてはいかがでしょうか。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部