子ども3人食費月3万円でも続かなかった…ぶっちゃけおすすめしない節約テク3つ
2024/07/07
商品もサービスも値上がりが止まらない昨今、誰もが少しでも出費を抑えたいはず。そこで、今回は金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに、子ども3人で食費が月3万円でも続かなかった、「ぶっちゃけオススメしない」節約テクを3つ教えてもらいました。
1.特売品の下味冷凍おかずはオススメしない
肉や魚に下味をつけて冷凍して、食べる時に炒めたり煮たりするだけの簡単おかずである下味冷凍調理。これは、特売品をまとめて買うことができるので食費節約に一役かってくれます。
ところが、下味冷凍は食材を買った日にまとめて下ごしらえする必要があり、時間がないと作ることができません。また、下味冷凍のストックを作ったこと自体を忘れてしまい冷凍庫に長期間放置してしまうこともしばしばあります。まとめて下ごしらえするのも疲れてしまい、食材がムダになってしまうことがあるぶっちゃけオススメしない節約テクの1つです。
2.割引シールの食材を買うこと
お金の貯め方がわからなくて「節約しなきゃ!」の意識が強い時に、とにかく安い商品に目が行きがちです。スーパーでも見切り品コーナーに「半額」「3割引」などのシールが貼ってあると、ついつい手に取りたくなってしまいます。
しかし、見切り品コーナーにある食材は賞味期限が近く、生鮮食品は買ってきたその日に食べるのがベストなものばかりです。買った当日に調理できるなら、とってもお買い物上手な節約テクになりますが、調理できない場合は、割引シールの食材を買うことは見送った方が良いです。
食べ切ることができないまま賞味期限を過ぎてしまって廃棄になってしまうことは、お金を捨ててしまうことと同じです。賞味期限内に調理したり食べることができるか考えて購入しましょう。
3.安い商品を買うためにスーパーをはしごすること
お肉はA店、野菜は隣町のB店、それ以外は駅の近くのC店というふうに、買うものによって広告などを見比べてスーパーをはしごすることも食材の節約テクの1つです。
ぶっちゃけ、このスーパーをはしごすることもオススメしない節約テクの1つです。なぜなら、タイムパフォーマンスが非常に悪いからです。時間がたくさんあったり、健康のために自転車や歩きであちこち買い物に行きたいのであれば別ですが、家事に育児に仕事に忙しい世代のみなさんにとって時間は有限です。他の店舗より多少高くても、行きなれた1カ所のスーパーでまとめて買った方が時間もお金もお得になります。
自分にしっくりくる節約テクを見つけることが大切
世の中にはたくさんの節約テクが溢れています。「私にもできそう」「これやってみたい」というのはどんどんチャレンジしてみましょう。そのうえで「やっぱり違うな」「ちょっと心が辛くなるな」という節約テクはぶっちゃけやめてOKです。
自分にしっくりくる節約テクを見つけて、心穏やかにお金を使えるようになることが何より大切ではないでしょうか。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。Instagramは「@alabelleheure」。
編集/サンキュ!編集部