3人の男兄弟を育てるシングルファーザー。全部完璧にはできないから「おべんとうだけ、ちゃんとしよう」から始めました
2024/08/01
1人で3人の男兄弟を育てるシングルファーザー。全部は完璧にできないから、おべんとう作りから始めました。1人で何でもやろうとせずに、現在は父子で役割分担して家事を補い合う、男4人の暮らしを楽しむ日々に密着しました。
<教えてくれた人>
えかろパパさん(関東在住 47歳)
長男(21歳)、双子の二男・三男(18歳)の4人家族。約5年前に離婚して父子家庭に。20年から始めたYouTube「父と子つなぐおべんとう」は登録者数20万人超、『3兄弟の息子を持つシングルファーザーの父と子をつなぐお弁当』(KADOKAWA)が好評発売中。
- 全部完璧にはできないから「おべんとうだけ、ちゃんとしよう」から始めました
- 完璧を目指して倒れた経験から家事はゆる~く&分担制にして大らかにやる
- 食器洗いはじゃんけんで決める
- 洗濯から乾燥までドラム式洗濯機におまかせ
全部完璧にはできないから「おべんとうだけ、ちゃんとしよう」から始めました
かつては、仕事一辺倒だった、えかろパパさん。男手ひとつで3人の息子たちを育てることになったとき、心に誓ったのは「育ち盛りの息子たちに食事とおべんとうだけはちゃんと作る」ということ。ところが、もともと完璧主義な性格もあり、仕事も家事も頑張り過ぎてダウン……。「1人で何でもやろうとするのは無理。家族で支え合おう」と肩の力を抜いたら、家事がうまく回るように。さらにパパの気持ちにゆとりが生まれたことで、父と子の関係が以前にも増して良好に。男4人暮らしを楽しめるようになりました。
●えかろ家の1日
6:00 おべんとうを作る
7:00 息子たち起床・シャワー
朝食は食べない
8:00 双子たち大学へ
パパ出勤
9:00 パパ勤務スタート
11:30 長男大学へ
18:00 仕事終了
19:00 近所のスーパーに買い物へ
20:30 夕食を作る
21:00 みんなで夕飯を食べる
21:30 じゃんけんで負けた人が食器洗い
23:00 電気代の安い時間に洗濯機スイッチON!
就寝
完璧を目指して倒れた経験から家事はゆる~く&分担制にして大らかにやる
1人で100%やろうとした結果、体力的にも精神的にも限界に。そこで父子で役割分担して補い合うことにしました。「なんとかなる」と気楽に考えたら、家事がスムーズに。
●2匹の猫に癒やされてます
食器洗いはじゃんけんで決める
食事を作るのはパパ担当ですが、食器洗いは「ごちそうさま」が済んだらじゃんけん勝負。「作るのも片づけるのも1人でやるのは大変ですが、片づけは分担してもらえるので助かります」。
なぜかいつもじゃんけんに負けるお兄ちゃん(笑)。
洗濯から乾燥までドラム式洗濯機におまかせ
夜間の電気料金が安くなるプランを契約しているので、洗濯は夜にします。「寝る前に洗濯機のスイッチをONするだけ。乾燥まで完了するから干す手間がありません」。
乾いたらたたまずに向かいにある収納へポイ!
洗濯機から取り出した洗濯物は、目の前にあるオープンラックにポイ!「どうせすぐ着るから畳みません。下着や靴下などは男4人共用だから(笑)、人別に分ける手間もありません」。
きれい好きの三男が週1でおでかけ着を洗濯してくれる
シワが気になるシャツやニット類は、三男が洗濯機の「おしゃれ着洗いコース」で洗濯して、乾燥機ではなく手干ししてくれます。
二男と一緒にDIYで壁を塗ったリビング
10年前に築5年の中古物件を購入。「コストをかけずに自力で壁を塗り替えました。ソファの色に合わせたらいい感じに」。
参照:『サンキュ!』2024年8月号「シンママ&シンパパのやりくり・家事・子育て」より。掲載している情報は2024年6月現在のものです。撮影/大森忠明 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部